1996年作品「ウルトラマンティガ」 第32話「ゼルダポイントの攻防」
突如起こる地震
ここはゼルダポイントと呼ばれてる場所
ゼルダポイントで地震が起こった直後に出現するボロボロで汚い巨大怪鳥  どこへ向かってるのか
GUTSが出動し飛行する巨大怪鳥の後ろに回り攻撃を開始しようとしたが、突然に入ったサワイ総監の命令  そこでの攻撃は許可できず、真正面から迎え撃ち怪鳥の進路を変えろというのだった
真正面から迎え撃ったガッツウィング2号は怪鳥の翼に接触  ムナカタ副隊長とダイゴ(=ウルトラマンティガ)は重症をおってしまう
怪鳥の進路を変えることはできたのだが
サワイ総監に理由を説明しろと詰め寄るイルマ隊長  深く謝るサワイ総監は、なんとしても地球防衛軍の機密事項であるゼルダポイントに怪鳥が近づくのを避けねばならなかったという
20年前に根津博士が偶然に開発してしまったゼルダガス  たった1滴が気化しただけでも広範囲を死滅させる程の爆発力がある恐ろしいものであり、それがゼルダポイントに封印されているのだと  怪鳥の攻撃でのゼルダガスの爆発を恐れたのだった
そのゼルダガスを開発してしまった根津博士は、20年前にゼルダガスのサンプルを自宅に持ち帰ってた為に、自宅もろとも娘も亡くしてるのであった  呪われた科学者として学界を追放
「早く帰っておいでよ! シーラも待ってるんだよ」
「お父さん! 何もかもおしまいになんてならないんだよ!」
「これからだって、出来ることは必ずあるよ!」
ダイゴたちの元に現れる根津博士  根津博士は、あの怪鳥はシーラだという  20年前に娘と一緒に死んだはずだったペットの小鳥  シーラは20年前に娘の死を目の当たりにし、ゼルダガスを恨んでると  なんとしてもゼルダポイントに近づくシーラを止めてくれと
シーラは20年かけて変異&巨大化したということか
現在の根津博士は病魔に犯されいつ死んでもおかしくない体  しかし20年間もたったひとりで研究を続けてるのであった  ゼルダガスを無くすための研究を
「私のしたことは、どんな罪にも値する」
「ただ、生きてる限り、できることがあります」
ゼルダポイントに飛来するシーラをGUTSはボッコボコに攻撃
ダイゴは人知れずティガに変身してシーラを止めようとするが、ダイゴは怪我をしてるのでシーラを止める力無く
血を吐きながらボロボロになりゼルダポイントに近づくシーラ  根津博士はゼルダガスのケースを安全な場所に移動させようとする
実は、シーラはゼルダガスを恨んでゼルダポイントに飛来したのではなく、ゼルダガスを無くして根津博士を救うつもりだったのだ  ゼルダガスのケースを吸収するシーラ  それを見届けた根津博士は息絶えてしまう
ゼルダガスのケースを呑み込んだシーラは、宇宙へ飛び立とうとするが、そんな力はもう無い  ティガは補助しようとするがシーラは弱りきってぐったり
シーラの思惑を知らず攻撃を加え続けてたGUTSは後悔に浸る  最後の望みを叶えてあげようと、GUTSはぐったりと弱ったシーラを宇宙へ運ぶのであった
すると根津博士の亡骸から光が現れ、その光は宇宙にまで飛んでシーラに変化をもたらす
ボロボロで汚いシーラが黄金の鳥に変化し
更には、20年前に亡くなった根津博士の娘もシーラの頭に乗ってるのであった  これは幻か怪奇現象か  それとも単なるイメージ映像なのか
でも間違いなく我々は目の当たりにした  力強く飛び立つ黄金の鳥を  根津博士の魂がシーラに宿ったとでも言うのだろうか
「生きている限り」
「生きている限り、必ずこれから出来ることがあります」
「必ず出来ることがある」

生きてる限り、特撮が見れるのです!
生きてる限り、特撮を見続けていたい!