1976年(昭和51年)作品「ザ・カゲスター」 第3話「怪盗紅ヤモリ 追跡作戦!」
「ザ・カゲスター」第3話は、大会社の給料ばかりを狙う白髪、白装束の老人・怪盗紅ヤモリが出現
その紅ヤモリの捜査に乗り出す警視庁の頓田警部&業平刑事
そして風村コンツェルン社長令嬢である風村鈴子(ベルスター)と、鈴子の護衛にいつも着かされてる風村コンツェルン秘書課勤務の姿影夫(カゲスター)も紅ヤモリを捕まえようと動く
まぁこの第3話のストーリー自体は特別に面白いというわけではないけど(笑)、カゲスターとベルスターの設定が上手く面白く料理されてる一例だから好き  紅ヤモリが暗躍してる最中、影夫は風村コンツェルンが社運をかけて発売する新製品・ハツラーツというドリンクの販売促進の説明会を部長から任せられる  営業の田中という人物が風邪で倒れたとかで(笑)
影夫はハツラーツの説明会  鈴子は兜岩に紅ヤモリが潜んでるというお告により、ひとりで挑む  ベルスターは鈴子が変身するのではなく、鈴子の影がベルスターになるのである
影夫のハツラーツの説明会  ハツラーツに実際どのくらいの効き目があるのかと飲んで見せるが、説明会の途中で影夫に電話が入り
「みなさん! 今度私が現れる時は、きっと元気ハツラツと現れるでありましょう」
「では、ご期待ください!」
と退席
電話の相手は頓田警部  様子のおかしい鈴子を発見したと  鈴子の影がベルスターとして活動してる間は、鈴子本体は力が抜け意識ももうろう  誰かに見つかると面倒で厄介
鈴子(ベルスター)のピンチに影夫が向かう  もちろんカゲスターも影夫が変身するのではなく、影夫の影がカゲスターになる
ベルスターの元に駆け付けるカゲスター  白髪の老人の姿は仮の身代わりで本来の姿を現す紅ヤモリ  そして紅ヤモリは頓田警部とその息子たちや、ベルスターの本体である鈴子までも人質に捕ってしまってた
ハツラーツの説明会では、影夫が帰って来ないので取引先の人達がピリピリ
すると説明会に戻って来た影夫  元気ハツラツと戻ってくると言ってたはずなのにボーッとした感じて元気無く倒れ込んでしまう(笑)  影夫の影がカゲスターとして活動してる間も、影夫本体は元気無く意識ももうろう  めっちゃスリリング!いや、もう堕ちてしまってる
おかけで取引先の人達を怒らせてしまう
「何がハツラーツだね いい加減なことばかり言いよって」
「もう御宅との取引は中止する!」
まさに影夫こそヒーローの生き様(笑)
まぁこれじゃあ影夫が可哀想だから、ちゃんとカゲスターは影夫のピンチにも駆け付け、影夫の体に戻り取引先の人達の信頼を取戻し
紅ヤモリも無事に退治するのであった  頓田警部たちや鈴子も無事に取り戻す
カゲスター&ベルスターの手柄は、頓田警部の手柄に  「ザ・カゲスター」の名物的パターン(笑)