来年は、特撮ヒーローの3大ブランドシリーズがアニバーサリー  スーパー戦隊シリーズは35作品記念 仮面ライダーシリーズは40周年 そして、ウルトラシリーズも45周年を迎える 
ウルトラシリーズは、怪獣物やミステリー路線の「ウルトラQ」から始まり、2作目の「ウルトラマン」からは巨大怪獣と戦う巨大なヒーローが登場した
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当初、ウルトラマンは「科学特捜隊ベムラー」というタイトルで、怪獣と戦う正義の怪獣と言う発想で企画された このベムラーから更に人間型へと発展させ、ウルトラマンの姿が生まれた(ベムラーという名称は、ウルトラマン放映第1話の怪獣の名前になった)
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巨大怪獣と戦う巨大な人間型生物 
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この発想の原典と言われてる映画がこれ
●フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 1965年に公開された東宝(ゴジラの東宝)の怪獣映画
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この作品は、東宝が初めて海外と合作した特撮怪獣映画(1962年の「キングコング対ゴジラ」は、東宝がキングコングの版権を購入し製作した作品) フランケンシュタインは、子供サイズから巨人へとドンドン成長していく ある意味、巨大な怪獣よりも巨大な人間の方が怖い そこがこの作品の最大の特長
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当初、フランケンシュタインと戦う怪獣はゴジラだったが、出資先から別の怪獣でと要望があったため、新怪獣のバラゴンが用意された バラゴンのキグルミの胴体は、この作品以降「ウルトラシリーズ」で、パゴス、ネロンガ、ガボラ、マグラーと流用される事となる
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この作品の巨人対怪獣という図式が、ウルトラシリーズへと受け継がれた
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フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)のDVD 現在は、値段も少し安くなってトールケースになってる
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