呼吸と夢が
=になってたあの頃
人間にはもう期待なんてしないわ
パパは分かりずらい愛情を投げつけてた
ママは優し過ぎて自分を壊していった

2階の古ぼけた
鍵盤だけが
あたしの唯一の
安らぎだった


欲張りになりきれなかったの
もっと強く居られれば
変われてた?
何故だか罵倒だけが耳に残るわ
本当はもっと幸せだったはずなのよ


どれだけ時が過ぎただろう
あたしはただの女に成り下がった
恋人は毎日必要としてくれて
愛人は無表情で愛してると言った

あの古ぼけた
ピアノが無いから
感情を吐き出す
術が見つからなくて


欲張りになりきれなかったの
もっと強く居られれば
変われてた?
今じゃ心も身体も繋がって
愛してるなんて囁きあうのに


朝が来ると不安に襲われて
夜が来ると抱きしめてくれないと
堪えられなくて
何度身体を重ねようと
埋まらない隙間
あなたを知らずに居られれば
こんなに悲しくなかった



欲張りになりきれなかったの
もっと強く居られれば
変われてた?
何故だか罵倒だけが耳に残るわ
本当はもっと幸せだったはずなのよ