ミライくんの叫び声。

 

「学ランが見当たらない!!」

 

焦るミライくんに反して、いつものことだと冷静な私。

イラつくミライくんは、「どこかに隠したでしょ?」と私をにらむ。

 

ほんと毎回おもう。

なんの目的があって、あなたの学ランを隠すのか。

そりゃ、トイレ入ってる時にわざと電気消すみたいなイタズラはするけど。

お弁当に昨夜のおみそ汁の具をいかにもお惣菜のようにしのばせもするけど。

学ランは隠しません。神に誓って。

 

ミライくんの学校は私服通学のため、基本制服はなし。

なので、パッと見はニート。

応援部所属のミライくんは、活動のためだけに学ランを購入しました。

練習は運動着のため、学ランは年に数回しか使用しません。

 

神戸大学応援団 (@uchuwomatani) | Twitter

※画像はイメージでミライくんではありません

 

「前回着たのっていつだっけ?」

ミライくんは賢い子だけど、どこか抜けている。

記憶を辿ってみたところ、2週間前の野球部の壮行会での着用以来ご無沙汰らしい。

 

なぜ2週間前の学ランの紛失が今頃にじゃって発覚するのか。

いぶかしげな私の表情を見て、ミライくんは追い討ちをかける。

「必死に考えていないでしょ!?」

 

 

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母とはいつも耐えるべきなのか。

子育てには悩みが尽きない。

 

明日のラグビー部の壮行会の応援には、野球部の友達の学ランを借りることにしたみたい。

LINEの便利さをしみじみと感じるとともに、

困ったときにすぐOK!と快諾してくれる友達がいることに安心する。

 

「稼げる男」に育って欲しい。

そのために、幼少期のミライくんに教えたこと。

 

困ったとき、人から手を差し伸べてもらえる人になりなさい。

 

完全無欠な人間になんてならなくていい。

少し抜けてるところがあっても、人と協力できる人間になって。

そして、人に親切にしてもらうには、まず自分が親切にする。

 

当たり前のことだけど、大切なことでもあるって子どものときに何度も伝えた言葉。

ちゃんと覚えててくれるといいな。

 

それにしても、いったい学ランはいずこへーー?