カラスと僕。 -18ページ目

中学時代⑦受験

2006年1月31日


受験の日。


その日は曇りだった、


私は緊張いっぱいだったが憧れの学校だったので精一杯、自分の力をだしつくした。


面接では大学の事を夢と希望いっぱいに話した。



私は未来への希望にみちあふれていた。

中学時代⑥東京薬科大学

…………東京薬科大学?




お父さんが行った大学じゃん………!






私の実家は薬局を自営でしていて、私の家はずっと薬剤師の薬剤師家系だった。


私は以前から実家の後継ぎは私、弟、妹3人のうちのだれがやるのだろう………
と勝手に不安になっていた。


しかし、
その事をお父さんやお母さんにいうと
「あんたみたいな馬鹿は考えなくていいの」
と、一喝されていた。



私は思った。



この高校の理数科になって生まれ変わってやろう、
親の後継ぎになって薬剤師になろう。喜ばして見返してやろう、
そしてみんなを見返してやろう。
親も友達も………



もうこんな私とはさよならだ!!




そう決意し、
静岡北高校、理数科を受ける事を決めた。

中学時代⑤静岡北高校

濃紺の制服、
赤と紺のストライプのリボン、


図書室で本を開き、遠くを見つめる素敵な生徒がうつっていた………


私はその、
静岡北高校のパンフレットにくぎづけになった。



興味を持った私はそのパンフレットを見てみる事にした。


すると表紙の生徒が、今度はフラスコを片手に実験をしていた。



静岡北高校
理数科








……………カッコイイ!!



私は一目惚れをしてしまった。


しかし、
私の実家もそんなに裕福ではないのでそれだけではきめられないなぁ……
と思い、卒業生の進路先を見てみた。


するとそこに


東京薬科大学 1名