先日日曜日は、スタインウェイD274とカワイのEXのフルコン2台を使ったコンサート調律に行ってきました。
最近、スタインウェイの2台ピアノコンサート調律をする機会が、すごく増えています。
ホールコンサートの半分近くかもしれません。
いっそのこと、2台ピアノコンサート専門会社にしようかと思うくらいです。
さて、この日は、大学音楽科の卒業コンサートでした。
十数曲ほぼすべてで、ピアノの配置や屋根の開閉がある構成で、本番中は、私が一番数多くステージに上がりました。
20名くらいのメンバーで、演奏レベルが高いのはもちろんですが、団結力が素晴らしく、強い仲間意識の中で、美しい音色から、元気いっぱいのパフォーマンスまで、私が調律した2台のピアノを最大限生かした演奏をしてくださいました。
この方々が、これから、社会に出て、音楽を通したコミュニケーションで、多くの方々へ、楽しさ、幸せを伝えていかれることが、とても楽しみです。
ぜひ、この情熱を継続していってください。
この日は、我が家から電車で行くのに便が良いホールで、未就学児の入場制限もなかったことから、本番には、妻と三歳の息子も聴きに来ました。
息子が好きな曲もあって、楽しんだようです。
もっとも、通しでは客席にいられなかったので、半分は、お借りしていた楽屋のモニターで、観覧していました。
終演後は、息子がステージに上がりたがっていたので、片付けが終わったステージに上げてやりました。
ちょうどその頃、演者さん達がお見送りが終わって戻ってきた時でした。
お客様が揃ったことなので、何か歌って、といったら、きらきら星を英語で歌って、盛大な拍手をもらっていました。
ちゃんと最後に大きくお辞儀をしていました。
スタインウェイが乗っていたコンサートホールのステージで、歌って拍手もらえるなんて、贅沢な待遇ですね。
最後の記念撮影にまで、息子共々ご一緒させていただき、良い思い出ができました。
ありがとうございます。
また、調律の現場でお会いできると思います。
楽しみにしています。