こんばんは。

昨日は「未来をつくるDiversityカフェonline」に参加しました。

未来をつくるKaigoカフェの高瀬比左子さんのコーディネートによるイベントで、
第一部では9つの会社・団体による介護関連の最新テクノロジーの紹介。
続く第二部では、コロナ時代におけるICTを活用した地域包括ケアの未来についての参加者同士の対話を行いました。




介護人材が不足している。
そして不足人数はこれから更に増える。
介護の仕事は3K。

こういったネガティブな情報は、新聞でもネットでも、SNSでも簡単に見つけることができます。

しかし、その解決策については、あまり書いていません。

待遇の改善。
外国人労働の促進。
しかし、それは難しい。

と分かったような評論もよく見かけます。

誰もが発信できる時代になって、近頃は世の中にプロアマ問わず評論家が増えたなぁと感じます。



しかし、昨日のイベントに出展していた会社・団体や、私と一緒に対話をした人たちは、評論家ではなく、この現状を何とか突破しようと、強い信念を抱いて実践している人達ばかりでした。


今回のイベントでは、僕の知らないたくさんのテクノロジーが、すでに実用化され、成果を上げていることを知りました。

テクノロジーと聞くと“ハイテク”とか“自動化”という言葉を連想し、心の通わないケアを想像する人もいるかもしれませんが、昨日の発表や対話で僕が感じた共通のキーワードは「互助」です。

人よりも機械の方が優れていること、人の手でやらなくていいことについては、うまくテクノロジーを活用しつつ、人との関係性を築くことや、人にしかできないケアに人間の貴重な時間を集中させる。

それぞれの人が得意なこと、出来ることを持ち寄って、お互いの苦手なこと、できないことを支えていく互助の仕組みは、テクノロジーとの相性がとても良いと思います。

イベントに参加してみて「テクノロジーの活用と互助」が、これからの社会を豊かにするキーワードになるのではないかと感じました。


明日以降、各団体のブース紹介や対話の内容などを、少しずつレポートしていきますので、お楽しみに。


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立崎直樹