ビリギャルで有名になった坪田先生。今は坪田塾の経営者。
この坪田先生が、新作の小説をだした。この本を先日読んだ。
教育とは何かを教えてくれる。5人の成績低迷者の話だが、これはあくまでも小説であって、本当の実話ではないのだろう。ただ、教育とは何かを教えてはくれる。
教師がすべきことは、子供にきっかけを与えることだと思っている。どう授業で教えるかなどは小さなことであり、きっかけを与えれば子供は勝手に伸びていく。
この本に書かれていて印象に残ったのは、「子供の可能性を親が否定する」ということが。何かにチャレンジしたいと思ったとき、その芽をつぶすのはみんな大人。子供のためと言いながら、大人が子供の芽をつぶしてしまう。「そんなのは無理だ。受験して落ちたらかわいそう。現実的に入れる大学を目指すべきだ。」というようなこと。
もう一つ覚えているのは、「他人と比較するのではなく、自分が毎日伸びていくようにすべき。」ということ。毎日毎日少しずつ伸びていけば、何年もたつとすごい成長になっていく。


