『舞さんって黄色好きなんですね、服もデスク周りにある小物も黄色多いですよね』


社内で他愛もない会話を舞さんとしていた




「うん、黄色多いよ、推しの色だから」



『推しの色?』


「"嵐”は知ってるよね?」


『嵐くらい俺も知ってます。アイドルのですよね?気象じゃなくて』



「そ!その嵐! 嵐の二宮くんが私の推しなの」



『はあ...』



気の抜けた俺の返答を特に気にすることもなく舞さんは続ける





「で、その二宮くんのメンバーカラーが黄色なの」



『...それで黄色が多いと?』



「そう!そういうこと」


『なんか意外だったな』


「そういえば嵐のファンだって話したことなかったね」


『今までそんな素振り全くなかった』


「だって、嵐は今休止中なんだもん。 だから私も休止中」



『なるほどね。


そうだ、二宮くんといえば地元近いんですよ。


隣町だけど同じ下町で勝手に親近感持ってます』




「わ~、いいなぁ〜地元近いとか。


ほら、このポーチ、このエコバッグでしょ、


あとこのチャームも全部嵐のグッズよ」



『全然気づかなかった!わかんないものですね』





『二宮くんの魅力...

二宮くんのどういうところが好きなんですか?』



「もう丸ごと好きだからなぁ...どこって言われてもねぇ、、例えば


"独特な考え方”とか"ブレない”とか、

"自分のじたことを貫き通す”とか

"人と平和的に接することができる"とか

“自由そうで真面目” 

"内に熱さを持ってる"とか、

彼が作る歌が好きだし、彼の歌もダンスもお芝居も... 


あとはなんだろな......

とにかく可愛い♥何しても可愛い♥」




『舞さん、目がハートになってます』



「えっ、えっ、えっ、」


『嘘です』笑




『今までで1番喋ってました』


「あ、ごめん、つい、、、」


『大好きなんですね、二宮くん』


「いい年してミーハーで呆れるでしょ、姉からもいい加減リアルの世界に目を向けなさいって言われるの」



『…もしかして......…いやなんでもないです』





・・・僕も舞さんのお喋りが止まらないくらい好きになってもらいたいな・・・



しかし、意外過ぎた…………







※このお話は2025.4月にストックした話をUPしています。

実際の嵐の活動内容と時差が生じています。