濡れ髪の智に胸がキュンとなる!
こんなに、かわいらしいアラサーがこの世にいるのかと思うほど セットされてない髪が智のキュートさを増している。
なのに色気もはらんでいて
私の胸がうるさく音を立てている、
見とれてる私に
『どうしたの? まだ寝ぼけてる?』
て笑ってる。
「ううん。 可愛いなぁと思って見とれてた」
『なんだよ、それ』
プッと吹き出す智がまたカワイイ。
「カワイイとか言ってごめん。 でも、ホントに可愛くてなんかキュンときた」
『わかんねーな何にキュンとくんの? 』
「濡れ髪、、、かな、、、」
そう答えると
『髪? そんなんでキュンとくんの!
じゃあ もっと近くで見る?』
クスクス笑いながら こっちへ近付いてくる。
ドキドキするけど嬉しい。
嬉しいけどドキドキする。
智の顔が近づいて 両手が肩にかかる。
シャンプーかな? 石鹸かな? 爽やかな匂いが鼻を擽る。
「いい匂い」
目を閉じて深呼吸したら、そのまま唇が塞がれた。
寝てられなくなってシャワー浴びたのに、
って苦笑いする智。
そしてまた唇が重なる、、、
智の優しいキスが好き。
心地いいから
もっと欲しくて身を委ねる
優しいキスが繰り返される
『キュンとした?』
耳元で囁くから くすぐったくて身を捩る。
「うん。 いっぱいキュンとした」
恥ずかしさから智の顔を見れなくて
きっと真っ赤になってるであろう私の顔も見られたくなくて 智の胸に顔をピッタリくっつけた。