心臓が激しく鼓動する。
禁忌を犯してるような罪悪感に襲われながらも
それが媚薬となって拍車をかけてく。
繰り返し触れる唇
ワインの味が残る口の中に舌をいれ優しく・・激しく・・互いの舌を絡めあう。
和『好きだよ。』
トロンとした目を見ながら言う
和『ずっと好きだった』
俺の頬を手の平で包むようにして今度は姉貴の方から口づけてきた。
伝わった?
伝わったんだよね?
もう止められないよ。
唇から首筋に、肩に膨らみ手に指に足先にキスをする。
姉貴の息づかいが荒くなる。
もし今親が帰宅したらどうしよう・・・・
そんなことが脳裏を掠めたけど直ぐに消えた。
俺の知らない姉貴を知る。
どこに触れても敏感に反応する体。
甘く漏れる声が電流みたいに俺の耳に体に響く
もっともっと感じて。
姉貴のより敏感なところを探り執拗に触る。
和・・・和・・・
譫言みたいに俺を呼ぶ
いいの?
このままひとつになってもいいの?
ほんとうにいいの?
和・・・きて・・・・
これって夢なのかな?
ずっと手の届かないとこにいるって思ってた姉貴が俺を求めてる
いくよ。
夢でもいい。
体も心も俺でいっぱい満たして。