昨日はお誘いを受けて
大竹しのぶさんの舞台を見てきました。
私の観点・視点・思考回路はかなり人と違ってるので先に断っておきます。
話の内容は知らないまま、福岡公演はキャナルで2日間のみあるという情報のみ仕入れて見に行きました。
内容はわからなくても
大竹しのぶさん=凄いだろうな
の図式は頭にあるわけです。
1幕 60分
若き女性の高い声、
クダを撒く品のない台詞を言う時の潰れたような濁声
ステージに立ち観客の前で歌う主人公の輝いてる時の声
いったいどれだけの声色を持ってて
どう発声したら濁声で喉を潰さずにあれだけの声量がでるんだろう
そして舞台だからこそ演じれるキャミソール姿での大胆な動き。
ストラップがズレ落ちる度にソワソワしてしまいました(笑)
休憩(20分)
席を1度も立たなかったので後にコレが祟りお尻が痛くて身動き出来なくて辛くなるハメに

二幕(90分)
2幕の頃には、女優大竹しのぶはやはり離婚してしまうはずだと納得。
女優としてこれだけやっちゃうんだから家庭に納まって欲しいさんまちゃんとは破綻を来すよね。
この人の居場所はやはり女優という場所でそれが天職なんだろうなと。
それは人が生きてくって考える視点で素直に凄く羨ましいと思った。
天職を見つけてそれを生業に出来るってなかなか出来ないことだからね。
鳴り止まない拍手に何度も姿を現しお辞儀して手を振り袖に掃けてく後ろ姿は素の大竹しのぶに戻ってて可愛らしかった。
スタンディングオーベーション拍手の渦の中
ステージに立つ彼女は感無量だろう。
その気持ちになって感動して涙が滲んだ。
脱線しますが、
私、高校時代は演劇部・部長でした。
と言ってもお遊びのような部活で何もないんだけども
それでも舞台に立つ緊張感。
幕が開いてしまえば肝が座って、冷静に客席の隅々が見渡せてる
拍手の快感。
比べものにはならないけど知ってる。わかる気がする。
学校年1(いち)の芸術鑑賞で部長として劇団員の方にカーテンコールで花束渡した時に
打ち合わせもなく私も出演者の方と両手を繋ぎ舞台の右へ・左へ・中央へ挨拶をして袖へ掃けてく
ってのをしたの。
市民会館の舞台で!
そん時の爽快感とかさ、そんなこと思い出して
あの板の上で全霊を注いでる幸福感を思うとね
感動なの。
とまぁいつものように違う視点で楽しみました。
そうそう!しのぶさん以外は知らない俳優さんばかりだと思ってたけど、
1人凄く声が良くて声優さん?って思う人がいて
帰宅して娘に確認したらやっぱりでした。
小西遼生さん、テニミュ(テニスの王子様ミュージカル)
に初期の頃出てました。
彩輝なおさんは予想通り元宝塚の方でしたね。
それから余談も余談だけど、劇中で歌われる『帰れソレントへ』は
やはり高校時代精華の一躍有名になった吹奏楽部の藤重先生の音楽の授業で習った印象深い曲でした。
和訳が習ったものと言葉の並びが違ってたけど懐かしかった。
確かこの曲ってなんかのドラマでよく使われてたよね?
白鳥麗子でございますだっけ?
はー、脱線しまくりだ

読み返さないままupするので可笑しな文・文字は流してくださいね
