AIは日々進化していて、
今では文章だけでなく
画像も生成してくれます。

これからもどんどん進化して
便利になっていくと考えられていますが、
AIにも苦手なことがありました。

「食べる」という行為が理解できないようで、
AIが作成した「食べる」をテーマにした画像が
カオスすぎると話題になっています。

 

 

 AIは言語を記号として認識

 

 

人間と人工知能の違いを考えれば、
その理由も理解できます。

まず第一に、AIは「言語」を単なる
「記号」として認識しているに過ぎず、
その言語の意味を深く理解しているわけではありません。

従って、「食べる」という行為も
AIにとっては未知の領域なのです。

つまり、身体感覚や経験がない状態での認識は、
非常に困難であるといえるでしょう。

生成AIが作成した画像を集めた動画です。
※閲覧注意!

 

 

 

 

 

 プロンプトが重要

 

 

AIは、提供されたデータや
インターネット上の情報から
法則性を抽出する能力があります。

ただし、その過程には人間のような
「ひらめき」は含まれていません。

それゆえに、「プロンプト」
(特定の動作を促す指示)

極めて重要となるのです。

先ほどのカオスな動画がどのような指示に基づいて
生成されたのかはわかりませんが、
次のような指示をすることで
多少まともな画像が生成されるかもしれません。

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◼︎制約条件:

 

  • 箸、フォーク、スプーンのどれかを使うこと
  • 食べ物を口内にきちんと入れること
  • 食べ物を咀嚼して飲み込むこと

 

これらの制約を守って、ラーメンを食べます。

ラーメンは熱いので、適切な量を
箸を使って口に運んでください。

口に入れたら、麺を啜り、
啜り切ったら口を閉じたまま咀嚼し、
数秒間咀嚼した後に次の一口を取り、
上品に食べ進めてください。

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このような指示を与えれば、
結果は変わってくるでしょう。

 

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AIは文言を記号として捉えているんですね。

ちなみに、次の画像は、
飲食チェーンをイメージして
生成AIで作成されたものです。

いったいどのお店だと思いますか?

 


画像引用:エキレビ

 

答えは、、、

「銀だこ」です。

では、次はどうでしょう?

 


画像引用:エキレビ

 

これはわかりやすいかもしれませんね。

そう、答えは、、、

「吉野家」です。

次も意外とわかりやすいですね。

 


画像引用:エキレビ

 

そう、

「丸亀製麺」です。

画像生成AIの精度はまだまだですが、
なかなか面白いですね。

See you!