午前1時18分。
母の
寝息が、
少し
深くなった。
リビングの
明かりを
落として、
スマホを
開いた。
通帳の
残高。
また、
減っていた。
涙が
出ました。
はじめまして、
かおるです。
45歳、
介護離職
しています。
あの夜まで、
私の1日は
全部、
誰かのため
でした。
食事。
薬。
トイレの
介助。
自分の
名前を
呼ぶ人は、
いない。
減るのは
体力ではなく、
貯金だけ。
友人の
誘いは
断り続け、
LINEは
静かになった。
社会から
消えたような
毎日でした。
でも、
時間を
切り売りする側から
降りました。
15分だけでも、
画面に残る足跡
を信じる。
誰にも会わず、
家から一歩も出ずに、
内緒で
第2の柱を
育てています。
第1章:介護の延長労働は、もうやめた
「在宅ワーク」
「AIで月10万」
「動画編集がいい」
広告は
毎日見る。
まとまった
1時間が
ない。
テンプレは
埋もれるだけ。
案件保証は
その時点で
アウト。
でも、
このまま
通帳だけを
見て泣く日では、
限界でした。
ギャンブルみたいな
保証には
手を出さず、
データだけを
見る型を
探しました。
第2章:きれいな時短記事は、誰も読まなかった
ツールの画面で
分かったのは、
きれいな
介護の工夫記事は
誰も読まない、
ということ。
やけくそで書いた
「母が眠ったあと、通帳を見て泣いた」
だけ、
同じ介護離職の
人たちが
長く止まった。
能力不足ではなかった。
戦場の選び方が、古かっただけ。
第3章:15分が、無駄じゃなくなった
今でも
介護は
続いています。
親を
今日だけ
置いていくわけじゃない。
でも、
通帳を見るたび
毎回
泣く日では
なくなりました。
月10万、と
叫ばなくても、
15分が、
積み重なる。
それで十分。
最後に:通帳で泣いたあなたへ
あなたは
怠けているわけじゃない。
時間を
細切れに
奪われていただけ。
戦場を
変えれば、
15分が変わります。
