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経営企画部門は、どちらかと言えば企業の内部論理の視点(企業視点)が強く、登用される人材も数字に強い財務畑出身の人材が多いのが現実です。

その結果、失われてしまうのが「顧客視点」です。本来、各機能を統合するときの大切な判断基準とすべきものが「顧客視点」であり、それに最も精通したプロフェッショナル人材、すなわちCMOこそが不可欠なのです。

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優秀なコンサルタントは自分で情報を集めて分析し、仮説を立てて実行フェーズまで持っていくことができます。そうした「自走型の人材」を企業は強く求めています。

仮説を立てて時代の変化を予測し、先を見越して次の一手を打ちたいとも考えています。コンサル出身者人気の背景には、こうした経営者のニーズがあります。

一方、コンサルタント出身者の弱点としては、絵を描くのは得意でも実行フェーズはあまり経験していないことがあげられます。しかし、オーナー経営者は実行力が物凄くありますから、オーナー経営者と戦略コンサル出身者が二人三脚で動き出すと非常にパワフルです。

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この記事も腹落ち。

人生の成功に「女性ロールモデル」は必須?- 月刊 経沢香保子の本音の裏側より