こんばんは、英子(えいこ)です。

5歳男子(2010年10月生まれ)の子育て中、2016年5月に第二子を出産予定のアラフォー妊婦です。
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普段、大手保険会社の保険金部にてオペレータとして働く私。

がん、疾病、怪我での給付金請求が多い中、死亡保険金の請求も受けます。

そんな中、一番切ないのは、自殺で亡くなられたご家族からの連絡。

先日、私とほぼ年齢の変わらない男性のうつ病による自殺。2歳になるお子さんの学資保険の契約者が亡くなられたという奥様からの連絡でした。

仕事中は、「お悔やみ申し上げます」との気持ちと共に、丁寧に淡々と案内を進めますが、残されたご遺族のやり切れない思いに、なんとも切なさが残る電話でした。

いじめやうつ病による自殺。
もはや、他人事ではない世の中です。

果たして自分は、夫や息子の変化に気付けるのか?と、自問自答してしまいます。



少し話題は逸れますが、
日経ウーマノミクスのピックアップ記事を読みました。

よその子、同僚…「比べてしまう」気持ちと向き合う

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO96865590T00C16A2000000?channel=DF260120166497&n_cid=LMNST007


心理カウンセラーと言っても色んな人がいるので参考程度に読むことが多いのです、この方の記事の内容はとても分かりやすく書かれているので、著者の方に興味を持ちました。


下園壮太さん
陸上自衛隊初の心理幹部として、多くのカウンセリング経験を積む。陸上自衛隊衛生学校メンタルヘルス教官として、衛生科隊員にメンタルヘルス、自殺防止、カウンセリングなどを教育する。2015年退官。


自衛官の自殺率の高さは耳にすることがあったので、経歴からとても興味を持ち、早速Kindleで購入。

まずは、自分のメンタルケアから。
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私自身、大学入学までは親が自慢できる娘でいたいとの気持ちが強く、まぁまぁ優等生できていました。
大学2年の春に大好きな彼に振られて自信喪失から、うつ状態となった経験があります。半年位引きこもり状態でした(当時は一般的な言葉では無かった)。
幸い、通院や投薬することなく翌春には回復しました。

何がキッカケで復活したかというと、大学2年の時点で単位が足りず留年が決まり、
「留年するようなかっこ悪い自分なんて消えてしまいたい」と思いながら動けずにいるダメな自分を両親が受け入れたこと、そしていてくれるだけで嬉しいと愛してくれる祖母の存在が気持ちを切り替える大きな支えとなりました。

「かっこ悪くても生きてていいんだ」と思えたこと。
「人の目を気にしすぎていた」と気づけたこと。
「一度きりの人生、やりたいこともやらずに死ねない」と開き直ったこと。

それからの私は、周りがどう思おうが、自分の心に素直にやりたいことはやってきたと自負があります。

でも、決して自分は強い人間ではなく、すぐに落ち込むと自覚しているので、自分の心の状態には配慮するようにしています。

疲れたら寝る。無理をしない。SOSは早めに出す。

簡単なようで難しい。でも大事なことだと思っています。