こんばんは
そしてあけましておめでとうございます!
ちあきですー!
2020年
天動虫にとってどんな1年になるでしょう。
旗揚げから9年目の年
10周年に向けてまた前に進む年
たくさんの新しい出会いがありますように
もっともっとたくさんの人に天動虫を知ってもらえますように

今年もどうぞよろしくお願いします!



そして2019年最後の舞台
『CONTROL』
について
少し書かせてください

今回の作品が1番好き
って言葉を、
自分のお友達からもいただいたりしました。
刺さる人にはすごく刺さる作品だったと思います。
世の中のことから、自分の世界の中でおこる身近なことまで、何かしら自分の経験や気持ちにリンクする部分が必ずある作品だったのではないかなあと私も思います。
生きていると
あまりの忙しさや余裕の無さから
色んなことを知らんぷりして
集団の中にとけこんで
流れに身を任せることなんて
たくさんあります。
わたしは周りに合わせることはさほど苦と思わないところもありますが、
その分自分で選択をするべき場面で本当に本当に悩んで怖くなることがたくさんあります。
これであってる?
間違ってない?
後悔しない?
自由に不安はつきものだと痛感するし、
そんな好きに自由になれない臆病な自分を情けなくも思います。
感情って本当に勝手で、
自分で自分に満足できてない時ほど、
今度は他人が気になって
他人の方が評価されたり自分の方が苦労したりすると「なんで」って
きたなーい感情がぐるぐるしてしまったりするんですよね…
人に支配されたくはないけど
自分で自分のコントロールをするのも
人生の課題のような気がします。
そんなわたしにとって
今回演じたニナカという役は
たくさんのことを教えてくれる役でした。
稽古場では、あんまりみんなと関わらない(どころか無視される役)ので寂しかったけど(笑)
自由の楽しさと美しさを教えてくれました。
でも自由ってほんとに難しい!
稽古場でも型にはまらず遊ぶこと
みんなと違う心の位置を探すのに
とっても苦戦しました。
本番直前まで不安の状態は続いてしまいましたが、
今のわたしにできるニナカを演じられたかなぁ
私の中に生き続けてほしいと思います。
そして、
この『CONTROL』は忘れたくない舞台、
というより考え続けなければならない舞台だと思います。
みてくださった方の中にも
台詞でもシーンでも表情でも
この作品が何かのかたちで残り続けますように!
改めて、観にきてくださった方、
本当にありがとうございました




