息子くん、小学生の頃は

ODでの体調不良で長期欠席といパターンと、

調子があがったのにもかかわらず登校できない

というパターンを経験しています。

 

どちらにしても、おうちにずっといるのですが、

そのあいだはどうしていたかというと・・・。

 

最初はね、とにかく勉強に遅れが出ないように

体調がよい時間帯にはしっかり宿題をさせていました。

学校からプリントを頂いて、私が教える。

宿題は提出する。

行事があったら、そこだけでも出席できるように

体調を調整しようとがんばっていました。

でもだんだん調子のよい時間帯も減ってしまいました。

起きる時間がどんどん遅くなって、

午後に食い込むこともしばしば。

土日祝日は割と元気で調子がよいのに、なんで???

さらに私の間違った解釈が発覚。

”気分転換をさせなくちゃ!”と、土日にたくさん外出したり

息子くんにいろいろ楽しそうなことを勧めたり。

ここも息子くんに振り返ってもらうと、

「あれはだめやな~」と。

「きついときに勉強しても頭には入らんし!

勉強とか、あとからでもできるやん」

確かに、息子くん、小学校4年生から中2の間の授業は

ほとんど受けれていません。

ですが、調子がよくなってから自分で勉強を始めたので、

今の成績は上位です。

気分転換も、確かに楽しくて、その時は喜んだけれど、

その疲れがツケとなって月曜日にやってくるのだそうです。

※息子くんの場合です。

それを1年前くらいに知った私・・・。早く言って~。

 

自分がなにかやってみたいことを自発的にしたものは

それほど疲れを感じないのだとか。

息子くんにとってよかったのは、

お友達との釣りでした。

釣りに行くまでの友達との会話。

道具をセットする時間。

魚がかかるまでの時間。

釣れたときの感動や喜び。

さばいて食べたときの感激。

友達と「また行こうぜ!」と話す楽しさ。

友達と楽しい時間を共有することで

気持ちが前向きになったり、

学校へ行こうという気持ちができたり・・・。

お夕飯のおかずにもなるから、釣りって、いいな~(笑)

 

その子になにが合っているのかは

親が決めなくてもいいと思います。

息子くんは 釣りにたどり着くまでに

卓球⇒テニス⇒サッカー⇒登山⇒釣り

というコースをたどりましたから。

大人もそうですが、

楽しいことや目標があると

気持ちが前向きになりますよね。

 

あ、そうそう。

息子くんがまだ起き上がれなかった時期に

科学大好きな彼はいつも撮りだめていた

「考えるカラス」「大科学実験」「サイエンスZERO」などなどを

ずっと見ていました。

頭が回らなくて、内容が入ってこなくても、

大好きな科学に触れている時間は

心の支えになっていたようです。

 

私の心の支えは・・・。

「よしもと新喜劇」「アメトーク」「オカザイル」でした!

”お母さんが笑顔でいてくださいね”とあちこちから言われて、

こんな苦しい状況で笑ってられるかーーー!と

ものすごくひねくれていた時期がありました。

笑えなかったんです。

どんなふうに笑ってたっけ?っていうくらい、

笑い方を忘れてしまったような感じ。

無理に口角を上げても、虚しくて。

あー、私もメンタルにきたのかなって思ったのですが、

あるとき「本当に笑えないか試してみよう」と

テレビをつけました。

今ならゲラゲラ笑える番組が、笑えない。

でもよしもと新喜劇と見たときに

つい「プッ」と吹き出した自分がいました。

笑えるじゃん!私、まだ大丈夫!

たったこれだけのことでしたが、

私には大きな自信につながりました。

私は結構図太いってことがわかった瞬間ですね!

 

もしいま、とても辛くて辛くて仕方がない方がいらしたら、

私のように笑えないって思う方がいらしたら、

どうぞ その気持ちを出してください。

できれば、OD経験のある方に

その気持ちを聞いてもらうのがいいと思います。

きっと周りの方も

「大変だね」「わかるよ」って言ってくれると思うのですが、

実際にODを知っている方に話すと

もっと気持ちが楽になると思います。

ブログにでも、ブロ友さんにメッセージでも、

どんな形でもいいと思うんです。

自分ひとりの中に、溜め込まないでくださいね!

 

みんなで がんばりましょう!