小学生の頃は、調子が悪いときはお休みさせました。

もちろん本人の気持ちが最優先でしたが、

目に見えて これは休んだほうがいいねという日は

よい意味で開き直って休む。

1日だけ休む時もあれば1ヶ月休むこともありました。

友達とのつながりとか、社会性がとか、

最初は気にしていましたが、

友情というのは本当にすごくて。

息子くんが長期欠席をしても

ほんの1時間とか顔を出したときには

みんながいつでも暖かく迎えてくれました。

先生方のご配慮もあったので、助かりました。

私が校長先生や教頭先生、担任の先生に

直接掛け合ったり いろいろなお願いに上がったことが多かったので

申し訳ない気持ちもあったのですが、

たとえ”でしゃばりオバサン”とか”うるさい保護者”とか言われてもいい!

息子くんにとって居心地のよい教室であってほしいと思っていたので、

私はなんと言われてもいい!というのが本音です。

 

小学生の間は、

無理をせずにゆっくり体を休めることを優先していいと

振り返ってみて そう思います。

 

ただ息子くんの場合、メンタルにまで及んだこのOD。

ひと目を気にするようになった時期もありました。

学校に関係する人がいると、忍者のように隠れます・・・。

学校の敷地内に踏み込むことができない時期もありました。

長期欠席をする自分に負い目や引け目を感じていたのでしょう。

ODっ子は 真面目で優しくて気遣いができる子が多い!と私は思います。

だから”みんなと同じことができていない自分”が歯がゆくて苦しい。

心の中での葛藤が、表情から見て取れました。

この頃は、自分の気持ちを心にためてしまっていたのですね。

 

私は当時、役員をしていました。

ほぼ寝たきりの状態だった息子くんをおいて

役員会に行かねばならない時は苦しかったのですが、

くじで部長を引き当ててしまったので

自分のくじ運のなさを心から恨みました。

役員会が終わって帰るとき、

休み時間に元気に走り回る生徒さんたちを見て

涙が出たことがあります。

役員活動で行事に参加したとき、

自分の子供が参加できていないのに

自分だけが参加しなくてはいけないという苦しさ。

どれだけ泣いたかな・・・。

家で泣きたくなった時は、お風呂に入って泣くことにしています。

息子くんに泣き声が聞こえないようにするには

お風呂場でお水を扱っているときくらいしかチャンスがないので。

 

そんな日もあったな・・・って、今はそう思えます。

 

現在。

あの不登校、別室登校はなんだったのかな~というくらい

友達大好き、担任の先生大好き、塾大好き・・・

風邪を引いても「絶対休まんけんな!」と言うくらい

学校大好き・・・。

中学校は小学校と違って受験があるので、

欠席日数にはシビアです。

次は中学校のことを書きたいと思います。