~Prologue~









—此の物語は、世界を旅する3人の若者の伝承記である。







此処は、剣と魔法が支配する世界。
名声を得る者と生命を失う者。
己が領地を広げるために、王は侵略を始め、その為には幾人死んでも構わない。犠牲はつきものなのだから。

そんな時代に現れた時の英雄。
英雄の存在するところに悲劇あり。悲劇あってこその英雄。

嗚呼…
どうか、彼等が最後の英雄でありますように…




—今、壮大な冒険の幕が上がる—