そこに山があるから 荒船山の艫岩(ともいわ) BS朝日 午後10時30分~
番組ホームページより
2023年12月6日(水)よる10:30~10:54
金子貴俊さんが登るのは、群馬県と長野県にまたがる「荒船山」。
国内では珍しい山容で、頂上が真っ平らな形をしていることから“日本のテーブルマウンテン”と呼ばれています。
その象徴と言えるのが、高さ200m・幅400mの断崖絶壁、艫岩(ともいわ)。
今回はこの艫岩の展望台を目指します。
登山口から落ち葉が敷き詰められた道を進んでいくと、大きな岩が出現しました。荒船山はかつての大規模な火山活動で形成され、主に3つの地層から成り立っています。
一つ目は登山道の序盤でみられる「火山噴出物」、二つ目は中盤にある「湖の地層」、
そして艫岩まで続く「荒船溶岩」の3つです。
金子さんは変化していく火山活動の痕跡を辿っていきます。
1時間ほど歩くと、かつて荒船山で修行をする人たちの道場が立っていた「鋏岩修験道場跡」と呼ばれる場所へ。強風が吹きつけるこの日、金子さんは風を少し凌げる岩屋でランチ休憩。地元・下仁田町の特産品、下仁田ねぎやこんにゃく、椎茸を使った特製味噌汁や、ねぎ味噌おにぎりを作り、岩屋で心と体を温めます。
そして岩場を乗り越え、垂直にそびえ立つ絶壁「艫岩展望台」へ。
そこには、浅間山を一望する絶景が広がっていました。
荒船山(艫岩)
群馬県甘楽郡下仁田町・甘楽郡南牧村、長野県佐久市
標高:1331m
(以上)