麒麟さんとの遍歴
2ヶ月前にねこんかつで出会う→デートを重ねる→好きになれず振る→麒麟さんが職場までくる→怖くて合鍵を返したくて(表面上)お付き合い再開
そういえば、母も同じ経緯で父と結婚しました。
父は東京でしたが、振ったら実家の岩手まで来て、泣きながらお付き合い再開したらしい。
歴史は繰り返す?
うーむ・・・。
すべて終わらせようと思って、
「好みでない、好きになれそうにない」とキッパリ彼に言ってしまいましたが、
「それでも俺は好きだから、諦めない。俺は面倒な人間なんだ」と。
合鍵を返すために会った昨日。
麒麟さんのこと、すごく良い人なのでは、と思った。
サプライズといって、動物園に連れられた。
キリンの前で30人くらい群がるGWピーポーな人々。
飼育員さん「はーい!ではみなさん、ちょっと目を閉じてみてください」
いきなりの呼びかけで、ガラスも大勢の子供たち&親も誰も目つむってません。
飼育員さん「キリンさんは何色だと思いますか~?」
ガラス(誰も目つぶってない・・・タイミング逃した・・・)
麒麟さん「?何色だろ?」
となりにいる彼をみると
!!!!!!!!
思い切り、目つぶってるやんけ!!!!!!!!!
しっかりつむって、真剣にキリンの色を思い出そうとしていました。その様子を私と周囲の子供たちが見ていた。
(絵本やなんかでは黄色に塗られるキリンですが、実は茶色いという落ちのお話でした)
あと、偶然だとは思うけど、彼が檻の前まで来ると、なぜか動物たちが寄ってくる。
猿も、コアラも。カンガルーなんかは、彼のにおいを間近でかぎにきた。みんな、彼とカンガルーの写真を撮っていた。
彼は白雪姫なの?
コアラは大盛況で、人だかりができていたのですが、5分程度すると、彼はうしろにいた外国人親子の存在に気づきすぐに席を譲っていた。あわてて私も譲る。
帰りの車の中で、彼は大好きなB’zを流し、「この手を離さない~♪」と大熱唱しながら私の手を何度も握り続けてくれた。
お年寄りと子供に好かれ、動物に好かれる。
純粋でまっすぐで一途で。
しっかりしているとはあまり言えないかもだけど、人間的にこんなに純粋な人はいないのでは、と思った。
昨日は11時間一緒に過ごしたのですが、私のどうでもいいおしゃべりにも丁寧に対応してくれ、どうでもいい質問にも「うーん、それはね、うーん」と真摯に答え続けてくれました。
車とB’zしか話せない。つまらない。
「私はクラシックと絵画と小説の話がしたい」と数週間前に彼を突っぱねましたが、
果たして私の行動は正解なのだろうかと考え直しました。
素敵な言葉をいくら囁いてくれても、どれだけ深くときめいても、
たとえ太宰治と恋愛できても、結婚生活はすぐ破綻するでしょう。
私はこんなんだから。
芸術が大好きで、言葉のセンスが良い人が大好きで、チャラ男に惹かれて。
毎日生きるか死ぬかの大恋愛は繰り広げてきましたが、結婚はまったく考えられなかった。
芸術の話はできないけど、彼はつまらない人なんかじゃない。
こんなに純粋で愛すべき人はいない。
それは至上の愛すべき個性であって、そんなところをおもしろく感じてきた。
と、思いたい。
彼なんだと思いたい。
昨日は合鍵を返さず、お付き合い続行と相成りました。
