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京阪守口車庫跡の碑

河原町

木版画同好会「ばれんの会」

吉川サチ子

 

京阪電車守口車庫を含めた「河原地区市街地再開発事業」 は昭和 5 6年に事業認可され、昭和5 8年3月から本格工事が始まり、計画から1 5年の歳月をかけ昭和6 0年完成した。当時の京阪電車守口車庫を記念して、京阪百貨店前にモニュメントがある。

 

京阪電鉄「守口車庫」それは、思い出多いところです。なぜなら、子供の頃の遊び場の一つであったからです。それでは守口市駅前の昔を思い出してみましょう!今の京阪百貨店の所に、京阪電鉄守口車庫がの踏切」があり、路面を走っていた時代の守ロの駅がありました。そして、駅の横(1号線側)には、赤いレンガの変電所がありました。

(現在の京阪守ロビルです。)私にとって、すべてが思い出の場所です。その中でも守口車庫は、子供にとって絶好の遊び場でした。

また、私の祖父が車庫の中で、電車の整備点検に携わっていたこともあり、私にとってはより身近な存在となっていたと思います。レールの感触、沢山の電車、すべて子供心にとって、とてもスリリングな、また愛着心をもてる場所、「思い出の守口車庫」と言えるのです。

岡村晃明

(本町1丁目)

転載:守口市民憲章制定25周年記念木版画集『守口百景』

作成:守口市木版画同好会ばれんの会1998年

テキスト入力:元市民憲章副会長 はまがみ