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駅前(体育館裏から望む)

河原町

木版画同好会「ばれんの会」

山田耕治

河原地区市街地再開発事業は旧京阪守口駅南側にあった京阪守ロ電車車庫や住宅、商店街を含めた3.6ヘクタールが再開発された。昭和45年に調査開始、昭和52年2月に都市計画決定がされ、昭和58年3月から本格的な工事が開始し、その間京阪電車も高架化を並行して行い、駅前周辺整備も昭和60年にすべて完成。

 

私達のまち守口は、江戸時代から京街道の宿場町として栄え、明治末期の京阪電車の開通、昭和の京阪国道、大阪市電の開通を契機として、また松下、三洋の大手家電メーカーをリーディング産業として発展を遂げてきました。その中心であった駅前も昭和60年の再開発に伴ない、京阪百貨店、体育館、文化センターをはじめ、プリンスホテル、トークティ守口の新設、そして京阪電車の高架化と大きく変わりました。駅前東口には市民憲章モニュメントがあります。また、同時期に、京阪百貨店と文化センターの境界裏に建てられた「愛の鈴モニュメント」を皆さんはご存知でしょうか。このモニュメントの下には、タイムカプセルが埋められてあって、2001年には開封される予定になっていますが、それが今から楽しみです。

佐伯忠雄

(佐太中町1丁目)

転載:守口市民憲章制定25周年記念木版画集『守口百景』
作成:守口市木版画同好会ばれんの会1998年
テキスト入力:元市民憲章副会長 はまがみ