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庭窪小学校

佐太中町1丁目

木版画同好会「ばれんの会」

種池博

 

庭窪小学校の歴史は古く、明治5年開校の郡学校にさかのぼる。その後、明治41年庭窪尋常小学校となり、戦後の児童数の増加により、八雲小学校など5校に分かれ、現在に至る。

 

 北は淀川堤、南は旧1号線、西は新しくはモノレールが開通。それらに囲まれた庭窪小学校々区。最近では他校区からムーブ21のプラネタリウムを見学に来る小学生をよく見かけます。そのムーブ21の東方に小学校があります。校庭の北側、緑の芝生の上に、(昭和42年当時)創立60周年を記念してこの記念碑が設立されました。庭窪小学校教育の一大象徴「大志・健康・努力」の上に立って、その中心より力強く伸びていく無限の可能性をそなえた、たくましい人間像を表わしたものです。明治・大正・昭和と三代にわたる歴史と伝統を誇り、それを受継ぎ今後益々の進歩向上をと、皆の大いなる願いをこめて設立された記念碑。その噴頁い」は平成の今も変わりなく、記念碑と共に庭窪小学校にあります。私共の祖父母・父・母·兄弟がそうであったように私も...。そして我が子が今日も元気に通学しています。

阪本英昭

(佐太中町1丁目)

転載:守口守口市民憲章制定25周年記念木版画集『守口百景』
作成:守口市木版画同好会ばれんの会1998年
テキスト入力:元市民憲章副会長 はまがみ