家庭と電力会社の境目 | とある電力会社に勤めております

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電柱からみんなの暮らしを見守るお仕事

こんばんは。最近mixiに呼ばれてはまっておりました。
こっちをおろそにしてすんません。
しかしこのブログの固定読者はいるのかどうなのか。

電気は発電所で作られ家で使われます。
つまり家と発電所は電気的に機械的に繋がっています。
しかし電化製品やコンセントはみなさんのものですし,電柱や電線は電力会社のものです。
ではどこが境目なのでしょう。
類似ケースとしてお母さんと胎内の赤ちゃんが挙げられますよね。
お母さんから赤ちゃんに栄養を送るけどどこが境なの?教えてブードゥー教の神様!

神様:胎盤が境目でへその緒は赤ちゃんのものです。
栄養は流れこむけど血液は流れ込まないんだって。
だからへその緒に流れる血液型は赤ちゃんと同じだよ!チェケラ!



自分の家の周りを見てみると,必ず電柱から家に引き込んでいる電線があります。
この引込線は家の壁のところで白地に茶色い印のついたがいしで留め付けられてあります。
このがいし部分を責任財産分界点と呼びます。
これより電柱側は電力会社の持ち物・責任で,これより家屋側は各家庭の持ち物・責任です。

だから屋内の線が悪くなって停電した場合は電気工事店に依頼して自分たちで直してください。
停電した時点ではどこが悪いのか分からないと思うのでまず電力会社を呼んでください。
電力会社が屋内も含めてサービスで無料調査します。

電力会社の設備が悪ければ直します。
屋内設備が悪い場合は電気工事店に修理してもらって下さいね、と言って帰ります。
電力会社は屋内設備を直す技術も道具も持ってませんから。