今日は、前回の続きではなくて、
ちょっと話をそれて
ちょっと感動した話
しあわせ米はブランド名であって
実際の品種は
ヒノヒカリとひとめぼれ
作ってる生産者も宇佐本百姓を含めて12戸
ヒノヒカリとひとめぼれと言っても
ひとめぼれを作っているのは宇佐本百姓のみ
それも宇佐本百姓の圃場の3分の1のみ
なのであまり、数はありません
うちは、面積も広く受託も多いので
刈りこなす事が出来ないので、
繁忙期をずらすためと
ヒノヒカリとひとめぼれは栽培の生育の特徴が全く違うので
今年のような気候不順や台風の被害を回避するために
2種類植えています
大きい声では言えませんが
ひとめぼれの方が収穫が早いので、早くお金になるっていうのもあります
それで、本題
ところがこのひとめぼれに問題が
ひとめぼれの食味
宇佐市のお米コンテストで食味計での結果は
昨年1位、今年は10位
おいしいお米のはず
が
何度か
「おいしくない」ってクレームが
今年も早々、新米をお届けしたら
「古米かとおもった、パサパサしておいしくない」
そういえば、昨年のお米コンテストで食味計1位に関わらず
上位5名の決勝審査で、炊飯器で炊いたお米を会場の皆さんに食べてもらった
結果、あまりおいしくないと言うことで5位に
でも、自分はひとめぼれも好きなんですけど
なぜだ
コンバインと乾燥機が大きくなったので、
繁忙期をずらす必要もなくなりつつあるので
来年はもうひとめぼれの作付けをやめるつもりでいました
でも、品種によってそれぞれの良さがあるはず
クレームのあった米を食べてみようって事で
食べてみました
・
・
・
結果
凄く美味しいじゃないですか
いや、でもわかります
ヒノヒカリは、噛めば噛むほど甘くなり、後味が凄く美味しいです
逆にひとめぼれは、口に入れた瞬間の香りと甘みが抜群で、でも後味は
あっさりしてます
自分も、ササニシキはあまり好きではないです、
あっさりしすぎているので
でもササニシキが良くて、ヒノヒカリが嫌いって人も
去年のオーガニックEXPOで多くいらしゃいました
昨日までヒノヒカリを食べていて、今日ひとめぼれを食べたら
その後味にがっかりするのもわかるような気がします
こちらの説明不足です
これからは、品種の説明もしっかりしていかないといけないと
反省です、お米の食味チャート図みたいなのを作った方が良さそうです
でも、この味なら、自信を持って販売出来ます
そして、もう一つ嬉しいニュースが
このひとめぼれ、
有機JAS認証を取っているのですが、
今日の米穀検査で一等米でした
そしてそして、有機JAS認証+一等米だと
大分県の世界農業遺産のブランド米の申請の条件を満たします
早速、明日申請を行ってきます
世界農業遺産ブランドのしあわせ米が誕生するかもしれません
ブランド申請のため、JAS認証のしあわせ米はまだ販売せずに残しています
その暁には、是非、お求め下さい
あっ、まだ認証された訳ではないので、内密に