脱皮の時 ~スタートラインに祝福を!~ -3ページ目

Vol.2-10 偶然が重なって起こった奇跡

実は、昨年、長男が原因不明の重体に、突如なって、
助かっても植物人間と言われたことがあったのです。


夕方急に倒れて、救急で運ばれて、
そうしたら、その場でそう言われて・・・


もう・・・「どうして??」って 
目の前が真っ暗になりました。


そして、また自分責めました。


「自分がふわふわ生きていたからだ」
「今まで私、何をしていたんだ」
「この子の未来を奪ったのは私だ」
「私が一生 一緒に生きていく」


でも、これも偶然に偶然が重なって、
奇跡が起こったのです。


偶然運ばれた総合病院。

普段は、夜間は夜勤の医師だけなのに

偶然、その日は多くの専門医がそろっていた。


いろんな科の先生が偶然いらして、
総合的な処置をしていただけた。


そして。。。

数日後に、突如、回復!!


先生方も奇跡だとびっくりされたほどの
奇跡の回復・・・。



Vol.2-9 お願いだから誰か変えて

自分が変わると周りも変わるんだ・・・。


お洋服の販売をしていた時
確かにそう思ったのに、
学んだはずだったのに


環境に飲まれて
そんなことも思い出さなくなっていました。


本当は自信を持ちたいのに。


自信を持つために、
目標をもって、頑張りたいのに。


なぜか そんなことを考えるのも
いけないことだと思いこんでいました。


自分はダメなんだと、ただそう思っていて

でも 心の奥底では、


「今の自分は嫌!」
「お願いだから誰か変えて!」


ひたすらきっかけを、切望していたのです。


だから Akemiさんと話したとき
初めて人から認めてもらえた気がして
やっと、安心できた。


「私にも真剣になれること、出来ることがあったんだ」
「やっぱり!」


なぜか、とても素直に、そう思えた。


その瞬間 とても心が温かくなったのです。


その瞬間に、心を開くことが出来て
現実が変わったように感じられたんです。



Vol.2-8 強さが生まれたわけではなかった

「もう、大丈夫」。


毎日が充実して、不安がなくなっていました。


でも、これって環境の変化に助けられただけで

どんな時も、どんな環境でも自分を見失わない。

そんな強さが生まれたわけではなかったんですね。


だから、その後結婚して、内助の功を求められた頃から
また自然に、自分の気持ちに関心を向けないように
なってしまいました。


自分がやりたいことを考えたり、
「あれ?」と感じることに
真剣に目を向けたりしたら
どうしても疑問が出てしまう・・・。


「私がわがままなのかな?」
「だめな人間なんじゃないのかな?」


そう思ってしまう。


だから、自分のことを考えない、興味を持たない。

そうすることで、自分を守っていたのかもしれません。

きっと一番楽だったのだと思います。


でも、そんなことをしていたら、
そのうちに 心が悲鳴を上げるのは当たり前なのです。



Vo1.2-7 こんな自分に 出来ることがある

気持ちが前向きになると


人と直接話したい、
みんなをおしゃれにしてあげたい


そんな欲が出てきました。


それで、思い切って
お洋服のShop販売に転職しました。


人と積極的に関わることが怖かったこれまでが、
うそのように、とても充実していました。


お客さまに似合うお洋服をコーディネートして
とても喜んでいただけること

お客さまが素敵になっていくこと


【こんな自分に 出来ることがある】


その事実がとても嬉しくて、


休日でも、ファッション誌を見たり、
お店を回ったり、


お客さまのお顔を思い浮かべながら
自分なりに出来ることに
一生懸命になっていました。



Vol.2-6 自然に気持ちも行動的に

変わったのは、就職してからです。


初めは、人と関わりの少ない事務職を選びました。


でも、オフィスがアパレル関係の会社が多い場所にあって
おしゃれな人やお店を目にするうちに
ファッションが好きだったことを思い出しました。


そういう仕事がしたくなったのです。


それでまずは、ファッションメーカーに転職しました。


メーカーなら、オフィスの中で、限られた人の中で
好きなファッションに関わることもできるから。


楽しかったです。


毎日好きな服に触れて、
きれいにすることがどんどん楽しくなっていって・・・。


自然に気持ちも行動的になっていました。