No.3-25 不安と恐怖と闘い続けた3ヶ月
起業を決めた理由は、ワクワクしたから。
自分の使命が果たすために必要な環境だって思ったから。
とにかく、すごく心が躍ったから。
akemiさんから、会社を立ち上げるのは4月が適時、と言われていました。
それまでの間に、仕事に繋がるような動きをしなきゃ、と思うのに何もする気にならず。何かをしてみても見事に気持ちが乗っていかない。
言われていた通り、年明けからの3ヶ月は、ただただ心身ともにしんどいだけの日々。
会社を立ち上げよう、そう決めたときの胸が躍るようなわくわくした感覚。その後に襲ってくる、不安や恐怖、迷い。本当にできるのか、受け入れられるのか…。
上がっては落ち、落ちては上がり、それを何度繰り返したかわからないくらい、気持ち的な振り幅の大きな時期でした。
それでも、やると決めた以上前に進むしかない、そう言い聞かせては負の感情を打ち消して。
そんななかで、少しずつバランスが取れるようになっていきました。期待と怖さのバランスが。
正直、今、このころのことを思い出そうとしても、いまいちリアルに蘇ってこないのです。
しんどかった、って記憶はある。
だけど、何がそんなにしんどくて、何にそんなに躓いて、何が起こっていたのか、不思議なくらい思い出せない。
ただ、嫌ってほど自分と向き合い、自問自答を何度も何度も繰り返し、自分がやっていくことを煮詰め、不安と恐怖と闘い続けた3ヶ月だった。
そして、それを超え続けることで、本気の覚悟、とやらができていきました。
私は強い人間では、ありません。
弱さも狡さも愚かさも浅はかさも、体中いたるところに点在しています。不安や迷い、そういうものを、いつもどこかに抱えているひとです。
でも、それでいい、と思っています。
不安のない人間なんて、きっといない。怖い、と思えるから、人は強くなれる。無理をして、強がってみても、たとえ恰好をつけてみたとして、いつかそこに、歪み、が生まれてしまう。
そのことに苦しむのは、ほかの誰でもなく、自分自身だから。
ありのままを受け入れ、真っ向から向き合い、どんなときも真摯に接していれば、未来は少しずつでも開かれていくものだって、そう思うのです。
私は、そう信じて進んできたし、これからもそれは、変わらない。
嘘と澱みのない、まっすぐな想い。
ブレない芯と揺るぎない信念。
それらだけは守り通せる、柔らかな強さ。
それだけ持てるなら、きっと歩いていける。
私は思います。
起業に必要なのは、きっとそういうことだ、と。