No.3-14 無駄に満々の自信だけを携えて | 脱皮の時 ~スタートラインに祝福を!~

No.3-14 無駄に満々の自信だけを携えて

昔から、感覚だけで物事を決め、その本能だけで動いてきました。


後先考えず、行き当たりばったりで、今日まで生きてきた私。


最初の会社を辞める、と決めたときも、誰にも相談はしませんでした。家に帰って、ご飯を食べながら、何食わぬ顔で「そうそう。今日、辞めるって会社に言ってきたから」と、両親に伝えたくらい。


いつものことながら、頭を抱える両親に対して、申し訳ないな、と思いながら。でも、自分の心に、感覚に、嘘はつけないんだもん、と開き直りながら。


次の仕事を見つけていたわけではなかったので、退職してから再就職の活動を開始しました。


前と違って経験あるもの、と思いつつ、積んだ経験たったの2年弱。そんなの屁の突っ張りにもならない“経験”に胸を張って、面接に挑んでました(笑)。たった2年の、たいして役にも立たない“経験年数”を、恥ずかし気もなく声高に謳いながら。


当時の私は、15のころの自惚れのまま、社会のなかで書き続けていました。


もしかしたら、今よりずっと自信を持っていたかもしれません。自分自身に、自分の書く文章に。


面接で、何度経験年数の少なさを指摘されても。それによって、何回涙を飲んでも。無駄に満々の自信だけを携えて。必ず、私を必要としてくれる場所に出会える、と無邪気に信じて。


その自信は一体どこからくるんだってくらい、自信に満ちあふれていました。


根拠は……そうです、ないです。いつものことながら。


でも、感覚だけは研ぎ澄まして生きてますから、自分の居場所を見つける嗅覚は優れているようです。


前の会社を退職してから約1年後。ここだ!って、感覚に触れた、新たな可能性の潜む居場所に、私は、しっかり出会うことができたのです。