No.2-19 “想い”以上の“計画性”が問われる | 脱皮の時 ~スタートラインに祝福を!~

No.2-19 “想い”以上の“計画性”が問われる

面談では、仕事内容に対してかなり厳しく突っ込まれたというが…。



「それで利益を上げられるのか、不景気で販促費を抑えることろが多いなか需要はあるのか…その辺りをかなり突っ込んで聞かれました。でも、実際すでに仕事が動いていたので…。世間が必要としている、需要があるん仕事なんだ、ということを説明することができた」。



起業に際し、借り入れを検討している人たちに、自身の体験を踏まえてメッセージをくれた。



「これから始めようとしている人にとって、事業説明や運転資金計画などはしにくいと思う。ないものを説明も計算もできないから、つい一般論を用いてしまって、説得力がなくなる。だから、少しでも動いてみること。仕事を派生してしまえば、経費の額など少しでも見えてくるので」。


「もうひとつ、これは、私が思ってることなんですけど、融資は主に設備投資に関するものの方が通りやすいんじゃないかと思いました。あとは、この仕事にはこれがどうしても必要なんだと、そして急いでいるんだと、それをしっかり伝えることです」。



ところで、今回の融資申請を経て、何か感じたことはあったのだろうか。



「難しい言葉を並べて、もっともな説明はいらない。私自身、手元に届いた事業計画書に記入・計算するために考えた時間は2時間。それでちゃんと審査に通りました」。


「つまり…“想い以上の計画性が問われる”ということ。面談でうまく話せないっていうのは、自分自身のなかでの計画がうまく立てられていないから。 申請する時点で経営者になってないといけないと思います。【新規創業支援】っていう言葉を、安易に考えてはいけない。新たに事業を興す人誰にでも貸してくれるわけではないので…」。



ネットで情報を得たり、一般論を引用することなく、先に仕事を派生させ、その実体験から計画を立てていくことで、相手をしっかり納得させていく。否定的なことを言われても屈することなく、きちんと論理立てて説明していくこと、それができることが経営者としての第一歩となる。