No.2-7 数ヶ月前にノリでした約束、異国の地で果たされる | 脱皮の時 ~スタートラインに祝福を!~

No.2-7 数ヶ月前にノリでした約束、異国の地で果たされる

何ヶ月も前に交わした約束の日、約束の場所へと足を運んだ彼女。



「ノリでした約束で、お互いが覚えてたら会えるだろうな、と。でも、具体的な時間とかまで決めてなかったにもかかわらず、再会したんです!すごいな~って」。


「で、そこから何カ国か一緒に回って、また次の約束をしてスペインで別れました。その間、私はモロッコに行ったりして、約束の日にまたスペインで再会。スイスの友人宅に2人で泊めてもらったときに、カボダロカへ連れて行ってもらったんです」。



そのとき、その瞬間に感じたもの。それが、ずっと彼女の心の奥底に刻まれ続けた。自らの事業の屋号にしてしまうほど、そのときの“現在”と今という“未来”を結びつけてしまうほど、鮮烈に。



「あのとき、時間を超えるものを感じた」。


「でも、夕日が見たいがために、バスを見送ってしまい…帰る術がなくなってしまって。荒野みたいなところを歩きながらヒッチハイクしてたら、30代の男女が止まってくれたけど方向違うからって走っていっちゃって」。



見知らぬ土地、 それも陽が落ちて暗くなる荒野のなかで、たった一人。そこに恐怖は感じなかったのだろうか。



「その瞬間は怖いと思ってるけど、バスも車もないなら、歩いてでも帰らないと仕方ないから…。怖いって言ってる間に帰ること考えないとダメだし…」。



走る車もなく、歩いてでも帰らないと仕方がないと思っていた彼女に、一筋の光明が。



「方向が違うから、と言って走り去った30代の男女の車が、数時間後に戻ってきて、乗せていってくれたの! 方向は違うけど、こんなとこ歩いてたら危ないから、って。オーストラリアにいたころから、家においで~って、いろんな方に誘ってもらったり。そういうことが、ほんとうによくあって、すごく助けられたんです。ただ、絶対に子どものいるところしか行かなかったけど」。