機種 |
カワイK8 |
2020.4.13 |
奈良県奈良市にお嫁入り |
コメント |
お電話頂き、実家の40年調律していない60歳のピアノの調律をお願いしたいとの事でしたが、ピアノの年式や調律のブランクを考えるとまずはお見積りにお伺いすることになりました。 色々なパターンのお見積の中から、オーバーホールでグランフィールや消音ユニットの取付もさせて頂けることになり、スーパーK8となって甦りました。 |
カラー |
黒 |
タイプ | UP |
状態 |
オーバーホール(グランフィール・消音ユニット取付) |
依頼者の コメント |
この度は本当にありがとうございました。 うちは賑やかな4人家族だったのですが、月日が流れ、母と姉が亡くなり、寂しくなりました。実家の父も卒寿を過ぎ、だんだん外に出るのが大変になってきました。 (私が少し動いて、父に何か出来ることないかな。ピアノをなおして、家に父のお友達を呼んで、少しみんなで歌を歌えたら‥)そんなことができたらいいなと思いました。 早速ピアノ屋さんを探しました。偶然でしたが「100年までピアノライフ」の川村さんに出会えました。40年間も調律をしていない古いピアノを見て、「K8だ。懐かしい」とおっしゃってくださったのがとても嬉しかったです。
生まれた時からあったピアノ。母の兄が音楽大学の先生でしたので、その伯父が見立ててくれたものです。母が大切にしていました。転勤族でしたので沢山の引越しのたびに傷が増えてしまったのかもしれません。でもずっと家族と一緒に居てくれたピアノなのでした(静かにですが‥)。
今回、思い切ってオーバホールと消音ユニットとグランフィールの大修理をしました。出来上がってきたのを父がとても喜んで、昔覚えた「荒城の月」をぽちんぽちんと弾きます。消音ユニットを付けていただいたので、周りを気にせずに練習ができてすごく嬉しそうです。横で見ている私もつい笑顔になります。
ビデオを拝見して、うちのピアノをこんなに愛情を込めてなおしてくださったのだと‥手をかけ、愛情を込めてあげれば、楽器はこんなにも応えてくれるものなのだとわかり、胸がいっぱいになりました。
もっと早くなおしてあげればよかったなとかも思いましたが、何事もその時がタイミングなのだと思い、いまはコロナウイルス感染拡大防止のため、近所のお友達も呼べませんが、家にいる時間はたっぷりあるので、父と一緒にこのピアノを弾いて楽しもうと思っています。
実家に、深く美しく響く音色のピアノがあることが本当に嬉しいです。重ね重ねありがとうございました。 |
動画 |
↓整備前の動画です。
↓整備完成動画です。 |
画像 |
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