>世紀末黙示録シリーズはどうなっているのでしょうか??
>duel21.22.23.24.52の他は無いのですか?! 祐巳がどうなるか気になる!!!


 ごめん、ぼっきり忘れてた。

 存在を。(挨拶)


 海綿です。

 表側でも告知をしましたが、五月二十五日の東方Projectオンリーイベント『第五回博霊神社例大祭』に参加する事になりました。内容としては、チルノと大ちゃんの心温まるハートウォーミングストーリーに見せかけたけねもこ本です。ぽろりもあるよ!(脳漿とか)


 で、拍手コメントで頂きました『世紀末黙示録』シリーズですが、本気で存在を忘れていた為、上げてくださった話以外にはない状況です。申し訳ありません。というか、元々が「特撮でいう所の新しい敵が出てきて、大変になったから新しい武器が登場しましたよ」という話の展開的に美味しい所から書いてみるというコンセプトなので、duel21以前は書く予定というか、中身自体が何も決まってません。duel25以降に関しては、無駄設定が脳内にはありますが、あんまり手をつけていなかったりはします。つか、うち、あれだな。この手のネタに走った方が意外と怒られないというのはどういう了見だ。なぁ。

 とはいえ、このまま投げっぱなしジャーマンなのは何なので、ほそぼそ書いていこうと思います。はい。

 ただ、いきなりduel53になってもそこは勘弁。個人的に仮面ライダーキバ見てたら、志摩子さんに「黒き獣よ。その命、神に返しなさい」とか言わせたい衝動にかられたからというのは君と僕だけの秘密。

 というか、あの一発ネタで本サイトからも無かった事にしたアレを良く覚えてましたね、コメントくれた人は。ハニーって結構マニア?(星井)


 ということで、SSに『オルフェ殺し』を追加。

 さっき、DMMで落としてきた『放課後調教倶楽部~保健室の牝奴隷~』を保存しようと、メモリを漁ってたら、なんかめっかったのでなんとなくあげてみた。

 いつ書いたんだっけか、これ。

 ああ、そうか、最初で最後の聖祐オンリーイベントの時に出したコピー本だこれ。

 いいや、どうせ10人(半分身内)しか読んだ事ないんだろうし。

 もう皆読む人入れ替わってて、知る筈もないだろうし。

 ジャン。僕は君への手紙で言わなかった事を、ここで追記しよう。


 彼の肖像画は、貿易商しか買わなかっただろう、と。


 なぁ、ジャン。

 つまらない絵は、どこまでいってもつまらない絵なんだ。

 でも、誰かの、限られた誰かの為に描いた絵は、限られた誰かにとっては素晴らしいと感じられるのだ。

 けれど、限られた誰か以外には、風景画と同じく、ただのつまらない絵なんだ。


 親愛なるジャン。

 君の知り合いだった画家は、今どうしているだろう。

 僕はこう思うよ。

 それでも、彼は絵を描いている、と。

 言ったろう、君も。

 それしか、彼には無いのだから。

 自身の絵がつまらないと、知っていても、知っていなくても。

 でもね、ジャン。

 それでいいんだ。

 それで幸せなら、ばね。

 ペルシケール、親愛なる僕の友人。

 昔話をする事を、君は許してくれるだろうか。

 僕には一人、画家の知り合いがいたんだ。

 彼は景色を描く事がとても好きで、ずっと風景画ばかりを描いていたんだ。

 夕の緋に染まる川辺、夏の草原と白い鳥、秋に色づいた麦畑。

 だが、彼の絵は、余り評判が良くなかった。端的に言えば、食うに困るほどに売れなかった。

 彼は絵を一枚描くのに、何日も何日もかけて仕上げる。よく言えば、職人肌だった。だから、生活の為に、仕事をしたり、物乞いをする事もなかった。純粋に、絵を売って生活をしていた。

 そんなある日の事だ、彼は僕にこう言った。

 「俺は画家を辞める」

 何でか尋ねた。当然だ、彼から絵を取り上げたら、何も残らなかったからだ。

 「俺は霞を食べて生きている訳じゃない。貯金も無くなった、手持ちの干し肉もつきた。そんなある日、画商に頼まれて、一枚肖像画を描く事になったんだ。意地汚さに運がついてきた様な、そんな貿易商の娘のだ。俺がいつも見てきた、あの素晴らしい世界の色彩とは程遠い、醜い、醜い娘だった。ありのままを描けばいい、そう思った。でもな、俺は、そのとき、初めて風景に嘘をついたんだ。綺麗に描いてやったよ。勿論、あのそばかすだらけの低い鼻も、一重の下に眠る蛇みたいな目も、きっちりと描いた。ほんの少し、ほんの少しだけ、ぼかしてな。

 「そうしたらな、娘は酷く喜んだよ。そりゃそうさ。鏡に映る顔よりも、ずっと理想通りになっているのだからな。貿易商には感謝されたよ。今度は家内を描いてくれ、今度は下の娘を描いてくれ、今度は自慢の息子を描いてくれ、今度は自分を描いてくれ。俺か? 描いたさ。何の咀嚼もしないで、理想通りの絵って奴をな。

 「全ての絵を描き終えて、貿易商は俺が五年経っても稼げない様な金を握らせたよ。俺は思った。連中は絵なんか、本当は見ちゃいないんだ。自分が欲しい、自分の理想的な、自分だけの絵が欲しいんだってな。だから、やめた。あんな奴等の為に、俺は絵を描いていたと思うと、ぞっとするからな」

 彼は、今何をしているのか。実は僕も良く分からない。ただ、絵は描いていないだろうと思う。


 なぁ、ペルシケール、親愛なる僕の友人。

 人は時々、絵を描いたり、詩を詠んだり、歌を唄ったりするね。

 でも、人は、何でそんな事をするのだろう。誰の為にそんな事をするのだろう。



 親愛なるジャン。

 人が絵や詩や歌でお金を貰うなら、理由は明白だ。

 貰ったお金でパンを買う為だ。自分の為に。生きる為に。

 それは、百姓がリンゴの木を愛でるのと何も変わらない。

 その画家に、君は言ってあげるべきだった。

 「結局、君の風景画は、商品になれなかっただけだ」

 でも、辞めてしまった今では、余り意味の無い事なのかもしれないが。

 僕はその人の絵を見た事がない。けれど、想像はなんとはなしにつく。

 きっと、金にならない程、つまらない絵なんだろうと。

 なぁ、ジャン。

 自分の程度に気づけないのは、不幸以外の何物でもないと僕は思う。

 君も気をつけたまえ。僕も気をつけるから。



 式部さんに対する嫌味ってこう言うんですか?

 分かりません(><)

 ケツの谷間を蚊に食われた。(挨拶)

 久々の更新で、開口一番がそれか、海綿です。


 SSに『∫、若しくは駒鳥殺しに関する幾つかの試論』を咥えました。もとい、加えました。

 川原先生の元ネタを分かる人には既に結論が見えている、そんな、びっくりSS。


 連載とか言ってますが、ただ単に区切りがいいから切っただけというのと、そうでもしないと終らせる気がゼロっぽいので自分を追い詰める為に。