短下肢装具のできるまで・・
左半身麻痺になり、左足の足首が内転するので補装具をつくりました。
退院時の状態と左足のカタチは、必ずしも同じではないんですね・・(太ることも/痩せることもあり、自分の場合は、お天気によって足が浮腫むトキもあります。)
なのでこうして数年間に1度、足の寸法を取り、短下肢装具を作り直すこともあるんですね
業者さんと装具の作り替え作業をする前に・・医師の診断が必要になります。
実際に、現在の短下肢装具で良いのかどうか?杖で歩いて診断書を書いてもらいます。
自分の場合、足首までの短い装具が、まだ履くことが不向きなんだそうです。
右半神麻痺の友人は足首までの短い補装具を装着して左右とも同じサイズの靴を履いて外出しているのですが、自分の場合は麻痺側に着けた装具の構造上、靴のサイズが左右違うんです。装具の分だけ幅も広くなり長さも1センチ長くなり、足の高さも左右で違ってくるわけで/苦笑)
装具をつくる会社の方たちと「病院で体験された不思議なことはございませんか?」と尋ねたことがあって、その方がおっしゃるには、ある病院でお客様を見かけたのでお声をかけたところ返事もされず病室に入られたそうで(聞こえなかったのかな?)と思って病室の中までご挨拶に行ったところ(誰もいない病室だったんだそうです)
ナースステーションの看護師さんにその方の部屋番号を尋ねたところ(今朝、お亡くなりになりました/へんなことを言わないでくださいよ~)って言われたんだそうです。
「不思議なことがあるもんです」と業者さんの一人の方が続けて離されたご自分の体験を聞いて電池の入っていないラジオから真夜中に突然、サザン・オールスターズの音楽が鳴りだして奥さんと一緒に飛び上がったことがあると言っていました(その方もそういう体質なのかなと/笑)
足に巻いた包帯のような(紙粘土が塗り込まれて水をつけて溶かして乾くと石膏で固められた足の型がとれる)
足の甲の高さをマジックで線引きして書いたのかと?思ったがタテに中央を左右に分断した際の目印になるようです。
中に巻いたサランラップの外(包帯の石膏の下)へ忍ばせていた太い紐を頼りにハサミで固まった石膏を切り開いていく
こんな感じで・・鋏を入れて切っていくと
ワタクシの浮腫んだ時の足の装具の型が出来上がり!
あとは色見本で装具の色を選びベルトの色を決めて約1か月半後に出来上がって来る予定。