昭和の考えの強い父、母からみて、長男は親を虐げるということで、今後は長男には見てもらいたくない。

もう、縁を切る。ということで出て行った長男。

その後も話は永遠と、どれだけ、父の状態が悪いか、父と一緒にいると自分はイライラする、逃げたくなる。

と父の前でも本音をさらけ出す、母。

それでも、父は、母がいないと生きていけない。そんな人に対して暴言を吐く長男とはやっていけない。

長男が頼りないから私が二人のことを今後見ていってほしい。

 

その日の話し合いは、そんな感じで終わった。

私は、想定内の状況に驚きはしない。

私も、話し合いの途中からイライラを母へ向ける。長男程ではないけど。

夜中0時を回り、家に戻ろうと思ったら、長男の車がないことに気づく。

私は、旦那からの連絡を一切取っていなかったことあり、早く家に帰りたかった。

だが、義理姉や甥っ子、姪っ子たちのことが気になる。

そこで、長男へみんなを迎えるように連絡入れる。が、

長男は、酒を飲んでいたにも関わらず車をもって帰っていること。

長男が、帰る際に、甥っ子、姪っ子たちに帰ると促すが、誰一人として長男についていかなかった。

だから、俺は知らない。帰れなくても知らないとのこと。

まあ、長男をこれまで養護していること書いているけど、長男も長男でおかしい。

私も、長男を心配して電話しているわけではないので、ただ、長男が迎えに来ないことを知ったなら

私が家まで送るしかないと悟り、戻ろうとするも、長男が、話あいの時のことを

あーだ、こーだ話す。

まるで母のように、こちらの話を聞こうともせず。電話を切ろうとしても、話を続ける。

30分ほど話して、電話を切る。

私も、心を鬼にして切ればいいのだけど、兄弟として同情する部分もあり。複雑。

この時点で夜中1時前。急いで義理姉や甥っ子姪っ子を迎え、家まで送る。

義理姉に対して私もあまりそこまで仲がいいわけではない。

でも、明日も学校があるのに、あの話し合いのあとで実家に泊まるのも嫌だろうと、迎える。

それが、この家族での私の立ち位置。

何かしらのフォローを私が担う。

小さいころから酒を飲んで酔って気分悪くなった母の汚物の処理をしたり、何かのしりぬぐいを

するのは私。

あのまま、気にせず、家に帰ればよかったけど、自分の良心がそういかない。

そして、夜中1時に家に帰ると、旦那が心配して起きてきた。

旦那は本当私にはもったいないくらいの人です。

旦那に一部始終話す。旦那も苦笑い。

少し話して寝たが、次の日、息子と散歩に行こうと準備をしていると母から電話。

とりあえず出る。

すると、声は怒っている声。昨日の話し合いの感想を求められたが、私は「最悪。でも、想定内」と

伝えた。

私も、怒っている。

そのあとも、こちらの状況お構いなしに、母自身がいかに大変で、かわいそうな人間かを熱弁。

しまいには、本当は寄り添ってもらうのは父よりも私の方だとぬかす。

一方的にずっとしゃべり続け、私は、スピーカーにしたり、スピーカーを切って、話が終わるのを

ひたする待つ。

息子が外に行きたいといっているのを聞いても、今から家に行って話をしたいといってきて、

こちらの状況を組んでくれない。

そして、一番私が許せないのが、私が父の話をだすと折れることを知っている母は、

父がこう言っている、父は私しか頼りにならないといっているといってくる。

それまではよかった。

だが、一番許せなかったのは、この状況で、長男には見てもらいたくないから

「あなたにしか見てもらえる人がいない。だからこれからは、あなたたちが父と母をみてほしいんだけど」

と私が断われない状況に話をもっていこうとしたときに、私はこれまでにないほどの怒りを

母にぶつけ、叫んだ。

これまで母に感情的になって叫ぶことは結婚前まではあったけど、結婚してからはなかったが、

この話のもっていきかたにブチ切れた。

これまで使ったことのない言葉遣いを言い放つ。「このやろう、てめー」ばりの汚い言葉を浴びせた。

「長男に見られたくないっていうが、長男の話をしっかりきこうとしないのはお前だろうが⚓

この状況で私が断われないのを知っていて、そういうこというんじゃねー⚓」そんことを

もっと言葉悪い感じで叫んだ、

周りの家にも響き渡るほどの怒声を発した。

それを聞いた母は、電話を切った。

今までの私は、そういうことがあった時、必ず親に対して罪悪感を抱いていた。

親に対してひどいことを言ってしまった。

反省をして、謝る。それを繰り返していたが、それは、父がいたからで、

でも、今回の話し合いで、父に対しての気持ちが冷めた私は、罪悪感が全くないことに気づいた。

そうしたら、これまでずっとしばられていた考えから少し一歩進んだ気がした。

母の異常なまでの子への執着、自分自身をいたわらないとキレだす。

要は、親は、私の状況など全く気にかけることなく、自分がいかに大変か、いたわれと言ってくる。

親のいうことに従う子供を置いておきたい。だから、自分の思い通りにならない

長男とはやっていけない。こどもの気持ちとか関係なく、自分たちがいかに楽に暮らせるか、

親のことなんでもかんでもやってくれる子供を育てたつもりが、みんな歯向かっていく。

だからやりきれない。

私が、切れ散らかしたあと、今までは向こうから連絡なんて普段はしてきません。

私が謝るのを待つのですが、珍しく、向こうから連絡がくる。

父の病院の日程について、謝るから私についていってほしい。

父がどうしても私のほうがいいといっているとのこと。

ここではねのけると、もっとややこしくなるので、いついつできるが、8月なら無理と完全拒否。

そしたら、母が、珍しく泣きすがってくるような内容を書いてきた。

私の話を聞いてほしいだけ。私も反省するから。と

ですが、私は、「あなたの反省は信用していない」ときっぱり突っぱねる。

そのあとからは連絡入れていません。

ですが、一番厄介なことが。

母の誕生日があるのです。

これで誰一人誕生日を祝わないとますます面倒くさくなるので、形上、文句言われないために

とりあえずは義理姉と話して、誕生日をもっていくことに。

でも、母に対してこれっぽっちもおめでとうというきもちでやっていません。

仕方なくです。誕生日に何もしなかったといわれないため。

誕生日何かもっていっても、何もしなくても文句しか言われないのは目に見えているので、

やらないよりはやっていた方がいい。ただ、それだけのこと。

母は、本当にかわいそうな人だと思います。

真心からお祝いされたことおそらくないと思います。

ただ、文句言われたくないから。

 

タイトルに毒親とはと書いているけれど、

私的には、これまでの生い立ちの中で母のことを毒親だと認定しています。

ですが、中には、はっきり親に意見したり、毒親といえるのは毒親ではないといっている

ものもあります。

ですが、家族ってわかりやすく虐待とかする家庭もあるけど、どんなに周りからはいい家庭と見えても

家庭の中は人には見えないこともたくさんあるだろうから。

なによりも、私が親といると苦しい。心が悲鳴を上げていることが何よりも示していることだと思う。

旦那とも話して、両親には頼らないようにしようと決めた。

距離をとる。

今はそれに尽きると思う。