読み終わった時の感想
「いやー、皮肉たっぷりやなー。笑
読書ってなんだろうな、、、」
はい。
東野圭吾先生の作品では珍しく新潮文庫さんから出版されました
「超・殺人事件〜推理作家の苦悩〜」のレビューをしてまいります。
いかがですか!
この表紙とタイトル!!笑
ハズレ感凄くないですか?!笑
(超・私見!!)
何よりも「超」という単語ですよ!
真面目な意見なんですが
急に文学的じゃなくなるパワーワードだと思いませんか?笑
-彼はとても美味しそうに肉を食べる-
-彼は超うまそうに肉を食べる-
急に安い文章に感じません?!笑
(俺だけ?!笑)
と。
期待値の低い作品だったのですが!
読んだら何てことはない、、、
超楽しい
(感想安っっっ!)
本作は副題として
-推理作家の苦悩-
とございますように、作家さんの苦悩や嘆きを皮肉混じりに並べた短編集になっております。
簡単に紹介してみましょうかね。
*超税金対策殺人事件
前年、高所得だった作家が豪遊してたら納税額をみて驚愕!!
豪遊したものを経費として落とすためにとんでもない推理小説を書くしかねー!
*超理系殺人事件
超理系用語を散りばめられた殺人事件。
さてこのお話。
皆さんはしっかりと読みますか?笑
*超犯人当て小説殺人事件
(問題編・解決編)
売れっ子作家の次作の原稿を賭けて編集者4人に小説の犯人当てゲームを仕掛ける。
読者を出し抜く叙述トリックと情け無い結末やいかに。
*超高齢化社会殺人事件
作家、編集者、読者共に高齢化が進んでいることへのブラックユーモア作品。
おとぼけ連中への皮肉たっぷり。
*超予告小説殺人事件
連載小説通りに起こる連続殺人事件。
この流れを止めたい作家が真犯人に挑む。
まさかの結末も自身が書き綴った小説の通りに、、、。
*超長編小説殺人事件
兎にも角にもページ数が多い作品が売れるというクソみたいな話。
笑えますが、実際どうなんでしょうか?笑
*魔風館殺人事件
(超最終回・ラスト五枚)
連載を書き出したが、結末が決まっていないというピンチ!!
作者が締めくくった最強のオチとは?
*超読書機械殺人事件
あとがきや賞レースの審査など時間が無い中人の小説を読まなくてはならない作家たち。
彼らを助けるべく開発された書評をしてくれる機械。
皮肉たっぷりなダークな笑い。
が!!
ラストは何故か読者まで批判?!笑
はい。
お分りいただけましたかね?
超、超が並んでおります!!笑
(ウザっっっ)
東野先生も皮肉を込めながらネタにしてるような作品ばかりです!!笑
ちょこっとだけネタバレしますね!笑
2つ目のお話にございます。
「超理系殺人事件」
こちら!
-この小説が肌に合わない方は飛ばし読みして下さい-
何これ?笑
こんなん見たことある?!笑
Mr.文系の私を明らかに挑発してますよね?笑
割としっかり読みましたよ?笑
この作品風に言うと超読みました。
(あ、そういうのいらないです)
まぁ、全然よく分からなかったんですけどね。笑
(挑発に乗った負け犬!!)
そしたら衝撃のラストですよ。
こんな小説を飛ばさずに読了した真性理系人間なら、読む以上は(内容を)理解します。
わかりもせず、ただ意地だけで飛ばし読みしないなんていう変人は・・・
似非(えせ)理系人間だけ
へ...変人?!
え...似非?!
ぬぉーい!!!
馬鹿にしてんのかぁぁぁ
取り乱しました。笑
でも。
一生懸命読んだら馬鹿にされました。
酷すぎます。
超酷いです。
(あ、そういうのいらないです)
何とも言えない気持ちになったお話でした。笑
全体通してクスッと笑える作品ばかりです!
軽ーく読めるけど読み応えバッチリの作品です。
気になる方は、是非ご覧になってみてください。笑
そんな、私。
そろそろレビューしようと思ってるんですよね。
「白夜行」
思い入れの強い作品なんで
この作品はしっかりと再読しようと思っています。
やっぱ超分厚い
カバーに入らないのは流石にイラつくんで再読中止にしました
(超先延ばし!!)
それでは!
今回はこの辺で失礼いたします!