【加賀シリーズ8】新参者(レビュー) | 東野圭吾作品を勝手に評価して、自己満に浸る

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皆様初めまして。
東野圭吾先生の作品がただただ好きなだけのサラリーマンでございます。
勝手な評価や、解釈をお許し下さいませ。
そして、こんな一般人のブログを見つけてくださりありがとうございます。

評価★★★★★

読み終わった時の感想
「加賀さん、、、カッコよ!!!笑
俺、こんな人になりたいわ!!笑」










はい!
しい年の1発目のレビューですからね。
ステキな作品を紹介したいと思います。

加賀シリーズは8作目!(多いなぁ〜。笑)
参者」のレビューを書いてまいります。




こちら!!



ご存知の方も多いとは思いますが、以前連続ドラマにてテレビ放送されておりました!

阿部寛さん演じる主人公の加賀恭一郎をはじめ、黒木メイサさん等など、、、
豪華キャストでしたね♪
まぁ。。








私、ドラマ観てません。
だから映像が面白かったのかとかあーだこーだ何も言えません。笑
(すんません!!)





気を取り直して小説の方まいります!



本作は!
あの練馬署で大いに活躍をしてきた加賀恭一郎が場所を日本橋署に移しております。


そうです。着任したばかり。
いわゆる新参者です!




その場所で刑事として捜査をしていく上で、加賀はまずその土地や地域、そこに住む人々を知ることに重きを置きました。





この作品にテーマがあるとするなら!




-人情-




その地域に住まう者。

その地域で商いをする者。

その地域を警察として見守る者。



それらが絡み合うことで見えてくる江戸っ子人情が溢れた温かい作品です。





もちろん!
加賀シリーズですからね。
本作も殺人事件が起こります。


その捜査での容疑者?になり得る日本橋界隈の人々の視点で描く群像劇のようなつくりになってるのも作品の魅力です!

こちら目次です!



これらが日本橋界隈に住まう人々というわけです!笑
(え?雑?)



まぁ、この連中はこの連中で色々とあるんですねー。笑




読んでる途中で
「んー?犯人こいつかー?」
と思わせる疑わしいエピソードが散りばめられており、ミスリードされながらも各々には様々な事情があるご様子。


それらを優しく紐解いていく新参者こと加賀刑事。
そして容疑を晴らすと同時にそれぞれが抱えるモヤモヤした感情やわだかまり等をスマートに解消していく温かい加賀刑事。。。













デラ格好いいッスよ?笑












これはフィクションですからね。
ここまで出来た話もそうないとは思いますが、側から見たらしょーもない出来事で仲違いしている親子や兄弟などいらっしゃると思います。笑
(本当に許せない理由がある人は別)

それらをスマートに解決してあげられる人になれたらそれは理想ですわな。笑




なんでも首を突っ込む野次馬とは違う、、、
なかなか線引きも難しいところですが



こういう時、

「素直になれば良いのに」
と思いつつも何も出来ない自分からすれば、この加賀恭一郎は憧れの存在ではあります!!







そんな江戸っ子人情を堪能出来る本作は、大阪人情を題材にしていた「
浪花少年探偵団」や「しのぶセンセにサヨナラ」とはまた違う良さがあると思います。








ビジネスの街東京。
冷え切った心の人間ばかりだと思われがちですが、、、(酷い持論!!)



この新参者を読むと少しだけ東京も捨てたもんじゃないかも?と思えました。



















フィクションだけどな!!!
(1番冷めた奴かよ!笑)




いやいや。
小説であっても人の心は温かいものだと信じて生きていきたいと思っております。(切実)

↑なんかあったんすか?自分!笑






寒い寒い冬ですからね!

こんな温かい作品。
是非ご覧になってみてください!








いやー
明後日から仕事とか、、、
考えるだけで吐きそうです。笑
(既に働いてる方、そもそも正月休みなど無い方すみません!!!)



それでは!
今回はこの辺で失礼いたします♪