こんにちは。
社長の自由を守る税理士・庄司 雅です。
経営をしていると、不安になることはいくらでもあります。
売上が落ちた。
社員が辞めた。
銀行から融資を断られた。
資金繰りが厳しくなった。
僕も、こういうことが起きれば当然不安になります。
でも最近、僕は経営者に必要なのは「不安にならない強さ」ではないと思っています。
大切なのは、不安と経営判断を切り離すことです。
例えば、
「売上が20%落ちた」
これは事実です。
「このまま会社がダメになるかもしれない」
これは思考です。
「怖い、焦る」
これは感情です。
この3つを混ぜてしまうと、判断を間違えやすくなります。
焦って売上を作ろうとする。
必要以上に経費を削る。
慌てて人を採用する。
逆に、必要な投資まで止めてしまう。
感情が起点の経営判断をしてしまう。
僕自身、苦しいときほど「早く何かしなければ」と考えてしまいます。
でも、
早く決めることと、正しく決めることは違います。
だから不安が大きいときほど、僕は数字を見るようにしています。
売上は最悪どこまで落ちるのか。
現預金はあと何か月もつのか。
毎月いくら不足するのか。
何を変えれば収支が均衡するのか。
数字にすると、
「会社が潰れるかもしれない」
という輪郭のない恐怖が、
「毎月50万円の収支を改善する」
という具体的な経営課題に変わります。
そうなれば、値上げなのか、原価改善なのか、売上なのか、固定費なのか。
次の一手を考えられます。
不安をなくす必要はありません。
事実・思考・感情を分ける。
数字を見る。
そして、次の一手だけを決める。
僕は、折れにくい経営者とは、何が起きても動揺しない人ではないと思っています。
動揺しても、不安になっても、経営のハンドルだけは感情に渡さない人です。
僕自身への戒めも込めて、そんな経営を続けていきたいと思います。
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