こんにちはhikariです。

 

現代で多くなっているうつ病ですが、

日常生活に影響が出るほど気分が落ち込んだり、意欲や喜びを持ったりすることが出来なくなる病気です。

 

日常生活を送る上で、嫌な事、悲しいこと等を完全に避けることは出来ません。

その為、気分が落ち込んだり、やる気が起こらない状態になる事はよくある事です。

一方、うつ病の場合は落ち込み原因が判らなかったり、原因が判ったとしても、

その反応が通常以上に強く症状に表れるようです。

仕事や日常生活に支障をきたすほどの症状が現れるのもうつ病の特徴だそうです。

うつ病の原因は遺伝、ストレス、薬、ホルモン異常など様々な事が言われていますが、

全人口の約5%ぐらいの発症率です。

現在は医療機関では薬物療法を中心にケアを行っていますが、

難航することも珍しくないようです。

 

原因の一つとしては情動行動を制御する神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの

機能低下が関与している可能性が示唆されています。

セロトニンは心を落ち着かせ、ドーパミンは活動性を高めて楽しみを感じさせるとされています。

また、脳の海馬や前頭葉などの領域で“神経栄養因子”が減少していることも示唆されています。

ストレスを受けるとストレスに対処するためにコルチゾールが分泌されますが、

このホルモンが長期に過剰放出されると神経細胞が傷害することで、うつ病発症を誘起すると考えられています。

そのため、抗うつ薬によってセロトニンやドーパミン機能を高めると神経栄養因子の機能が増強し、

うつ病が回復すると考えられています。

その他、ステロイド薬や薬、インターフェロンなどの副作用としてうつ病が生じることもあります。

うつ病はストレスが誘因になることが多いので、長期間無理をしない、

相談相手を持つなどの精神衛生的配慮をしておくことが大切です。

セロトニン不足、ドーパミンの不足には、適度な運動と十分な睡眠、バランスのよい食事を取る。

インターネットやゲームに過度の時間を費やさないなどのライフスタイルでの心がけが予防に有効です。

無理をして、その負担を薬に頼る生活も良くありません。

規則正しい生活と適度な休息、悩みすぎないように日頃から、

ライフスタイルに気を付けてください。

 

楽しい人生は、健全な精神、肉体があってのものです。

目の前の事に忙殺されると大事な事を見逃して今います。

自分のやりたい事、楽しい事を忘れないようにすることで、精神が健康になります。

また、十分な休養を取る事で、肉体が健全になります。

楽しい精神生活、適度な休憩、息抜きをして、うつ病対策を行ってください。

 

本日も最後までお読み戴き、感謝します。