その夢の中で…
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お詫び小話一

『今までお待たせして誠に申し訳ありません。これからは更新の方を頑張りたいと…』

ーツカツカー

ーーーゴスッーーー

楓「本当に更新する気はあるのか?」


『えっとそれはありますよ?ただ、若さも体力もなくなりかけて…』


静「ほぅ?とりあえず嵐、鈴音さんやっていいですよ。」


一椿を放り投げる静。それを嵐が受け取り鈴音とタッグを組み、傷めつけ、一椿を踏んづける。



鈴「ど~だ!まいったか~!」



嵐「たくっ不甲斐ないな!」



鈴音は一椿を踏んづけたままポーズをとる。



七「ねぇ、その辺で止めてあげようよ?可哀想だよ…」



屍状態の一椿を心配する七海に対し静がズバッと答える。



静「七海さん?大丈夫ですよ。一椿はああみえて頑丈ですから。(黒笑)」



七「…υ(黒いよぅ…)」



静のダークな部分に苦笑いの七海。その間に楓は一椿に近寄る。




楓「さて、こいつどうする?」



楓は一椿の首根っこを掴む。楓の声に他の4人は振り向き、一椿の顔をまじまじと見る。

静「そうですね…逆さ吊りにでもしましょうか」

七「それはやりすぎだよ静君…もうボロボロになってるし…いい加減許してあげようよ;;」

鈴「ナナりん甘~い!ここは一椿にバニーガールの格好させて、読者の皆さまに土下座させるべきだよ!」

嵐「……お前の考え、なんかズレてるぞ?」

4人が話し合っていると、一椿が抗議の声を上げた。

『待て待て!私だけが悪いわけじゃない!あいつらも連帯責任だ!』

楓「んっ!?」

一椿が指差す先に人影が二つ動いているのを楓は見逃さなかった。

『やばっ!!見つかった!』

『逃げろっ!』

静「嵐、鈴音さん、物陰にいる不審者達を捕まえてきて下さい」

嵐「おう!」

鈴「ラジャー♪」

ーーガシッ

『ギャー!捕まったぁ~』

『ううっ…これで私達も一椿と同じ運命…』

嵐「誰だ?コイツら…」

楓「確か一椿と一緒に話を作ってるヤツだったか?」

静「あぁ…一椿と合わせて三人で話を作っているとほざいてましたね」

鈴「じゃあこの人達もバニーガール決定?」

七「鈴音…バニーガールの発想事態が間違ってるから;;」

七海は鈴音に溜め息を漏らしながらつっこんだ。

楓「それより…コイツらの名前なんだったか?」

『酷っ!!』

楓「興味ない事は忘れる主義だからな悪い!」

悪いとは思ってなさそうな笑顔で言う楓。

『作者No2ヤヨイ!覚えといてよ酷いな~』

『同じく作者No3優羽様だ~』



優羽と名乗った見た目ちびっ子が偉そうにしているのが気にくわなかったのか、嵐が優羽の頭を軽く叩く。


嵐「なんかテンションがどっかのチビにそっくりなやつだな…。」



優「ひどいよ!いきなり殴るなんて!私にそんなことしたら嵐の出番なしだよ!?」



静「ではその前に貴女の出番を無くしてあげましょうか?」

その場が静寂に包まれる。そこに今まで黙って事の顛末を見ていたテラが口を挟む。



テ「…お前たち、当初の目的を忘れていないか?」



鈴「あっそうだよ~おじサマの言うとおり!てなわけで~作者達はバニーガール!!拒否権はありませ~んv」



やたら嬉しそうに答える鈴音に対し作者達は綺麗に声をハモらせ………



『『断固拒否!!』』



『いいねぇバニーガール…。』



『『優羽!ふざけるな!』』



辺りに一椿とヤヨイの声が響いたのであったーーーーー…。

続く???

更新一時停止について…

こんにちは。
いつも、当ブログをお読み頂きありがとうございます(^.^)(-.-)(__)

今回、誠に勝手ながら一週間の更新停止をさせて頂こうと思います。
理由は、最近仕事が忙しく更新が儘ならない状況にあるためですιιι
本当に、愛読(?)されている皆さんにご迷惑をお掛けして申し訳ありません!!
これより一週間後に向けて頑張って参りますので、どうぞお楽しみに(笑)
では②、また皆様が当ブログにお越し頂けたら幸せですvV


代表 : 一椿

世界返還(57)

―‐カッカッカッカッ

暗い廊下に高いヒール音が響き渡る。
その音を起てている人影は大きな扉の前で止まると、片手を前に翳した。その瞬間、扉が鈍い音をさせながら両開きに開く。


「おかえりなさい。何処まで散歩に行っていたんですか?…ミスト。」


大広間のような部屋の中央にいる男が入って来た人物に声をかけた。


「あーら。何の事かしら?……………って言っても、あなたには通じないでしょうケド。」


その言葉に返しながらミストルティンはマントを脱ぎ捨てる。


「抜け駆けとは…いい度胸なんだな。」


「キャハハハハ。でもぉ、何の収穫も無かったみたいね。…オバサンじゃぁ、歯がたたなかったのかしら?」


目の前の若い男と対峙していた彼女に、別の声が各々柱の影から掛けられた。
一つは、低音で重圧そうな男の声。
もう一つは、高音で若い女の子の声。
その声に、ミストは忌々しそうに振り向く。


「聖槍に砕鎚(サイツィ)か、相変わらず煩いわねぇ。一回黙ってみる?」


「おばさん。あたしに敵うと思ってるの?」


「さぁ、どうかしら。戦ってみたら分かるかもね…」

゛そして、後悔しなさい"と『聖槍』と呼ばれた少女の居る柱の影を見据えながら、抜刀するミストルティン。相手も気配で武器を取った事が分かる。
その場に一触即発のはりつめた空気が流れた。


―‐ダンッ!


二人の足が地を離れる。






―‐ガキィィィィン!!







「やれやれ。いい加減にして下さいよ?二人共。」


二人の攻撃を受け止めたのは各々の獲物ではなく、若い男の真っ黒な剣だった。

「何で、邪魔するのよ!!」


「退きなさい魔剣!!一緒に殺すわよ?」


聖槍とミストルティンが先程の男…もとい『魔剣』に抗議を訴えかける。
その声に魔剣は一瞥をくれた。


「出来るのならどうぞ?」


魔剣はさっき迄の柔らかい雰囲気を一変させ、恐ろしい迄の威圧的なオーラを出している。
そんな男に、二人は心臓を掴まれた様に震えあがると、急いで飛び退いた。


「…で、向こうの様子はどうでした?」


魔剣が剣を仕舞いながらミストルティンに問いかける。
同じく剣を納めた彼女は、髪を払いながら笑った。


「フフッ。元気だったわよ?後、可愛いお嬢さん達が二人いたわ。」


「何っ!?」


『お嬢さん』の単語に反応した砕鎚は、鼻息荒くミストルティンに詰め寄った。


「可愛いのか!?」


「えぇ。それはもうvv」


その言葉に、更に興奮した砕鎚は反対側にいた魔剣に迫る。


「うぉぉぉ!早く戦いたいんだな!!」


「…わ・分かったから!落ち着いて下さい。」


顔面アップで迫られてたじろぐ魔剣。そんな事関係無しで迫る砕鎚を押し飛ばして再び、ミストルティンに問うた。


「ところで、アイツは何をやってるんです?」


「あぁ。聖剣の事?
…あっちにも、あの男がいるから中々手を出せないみたいね。」


ミストルティンが忌々しそうに吐き捨てる。
それに魔剣が、あからさまなため息を吐いた。

「やはり、出ましたか…。では、僕の出番ですかね。」

そう言うと、ゆっくりとした足取りで扉へと歩いて行く。


「行くの?」


問うミストルティンにゆっくりと振り返ると、魔剣はニヤリと口の端を上げて笑った。


「えぇ。…挨拶をしとかないと…」


そのまま前を向き、魔剣は扉の向こうへ消えて行った。











*********

一方その頃の楓達は…


「…zzZ」

「スー…スー」

「…………………………………………………重い。」

焚き火を囲んで座った一行のその一角で、うたた寝をし始めた鈴音と七海。
よほど疲れたのだろう、鈴音が七海によりかかり七海が楓に倒れて来た。更に倒れないように楓は必死に耐えている。


「寝てしまいましたね。」


「まぁ、下でいろいろあったからな。」


静が微笑みながら嵐が苦笑混じりに言うと、二人はおもむろに立ち上がる。
二人は焚き火を回って楓達の元へ来ると、フッと楓の肩が軽くなった。


「…向こうに連れて行きますね」


「頼む…。ありがとな。」


「軽っ!!こいつあんなに食っといて何でだよ!?」

嵐が鈴音を抱き上げながら騒ぐ。
静も七海を抱き上げたまま゛俺達も先に休みますね"と言って、壁の向こうに去って行った。


「………………」


焚き火の周りは楓とテラの二人だけになり、辺りに沈黙が流れる。
そっと楓が反対側に座っているテラを見ると、夕刻に起こった事柄が関係しているのか…テラは何処となく辛そうな顔をしていた。
そんな彼を見たくなくて楓が、話しかけようと口を開いた瞬間テラが言葉を発した。


「楓…。お前も早く休んだ方が良い。」


「イ・ヤ・だ!私も見張りをするんだ!!」


テラの言葉に僅かムッとしながら楓が即答する。
そんな楓に呆れのため息を吐きながらテラは、説得をしようとする。


「今日はいろいろあったんだ。疲れているだろう?」

「それはテラも一緒だろ!」

「…それは「それに!!」」


テラの言葉を遮り、畳み掛ける様に楓は言い放った。

「前の許嫁の事が気になって眠れないもん…。私にだって関係あるんだから…。」


゛一人で抱え込まないでよ"と少し拗ねた感じに呟き、膝に顔を埋める楓。
そんな楓に驚いた様な顔で固まっていたテラだが、意気なり吹き出し、肩を振るわせて笑いを耐えている。

「~~っ!!何で笑うんだ!」


今だに肩を振るわせる男に意味の分からない楓は怒って、そっぽを向いた。


「悪い悪い。楓から愁傷な言葉が出るとは思って無かったんでな、つい…。」


「……………。」


笑った顔のままテラが楓に謝る。
だが、機嫌を損ねた楓は一向に男の方を見ようとしない。そんな楓に苦笑しつつテラが楓に近づいた。


「…楓。前の許嫁…エスメラルダの事を教えよう。」


その言葉に楓が後ろを振り向く。すると、テラの顔が近づき額を合わせられた。その瞬間、意識が暗転する。


―――――――――――

―――――――――

―――――――

―――――

―――



漸く、意識が浮上すると楓は見知らぬ高原に立っていた。


『あなたは誰?』


意気なり掛けられた声に後ろを振り向くと、波打つ金の長髪を下ろし淡い黄緑の膝下までのドレスを着た女性が立っていた。


『…私達を影ながら守ってくれてるわよね。ありがとう。』


そう言って微笑む女性。
楓には、何を言っているのかさっぱり分からず首を傾けた。
とりあえず、ここがどこか聞こうと楓が口を開いた瞬間…違う声がそれを遮る。

『…気付いていたのか。』

低い聞いた事のある声。
後ろを振り向くと、大きな樹の上に今より少し若いテラがいた。
それに気付いた楓が、テラに話しかける。


「テラ!!ここは何処なんだ!?」


だが、樹の上にいるテラはそちらに気付いてないようだ。楓がいくら呼ぼうと、二人は楓を見ずに話を続ける。


『フフッ。私は、エスメラルダ=ディ=アルファメオよ。』


『私はテラだ…。』


『あら!地球って意味ね。』


『あぁ。』


『良い名前だわ。』


和やかに続けられる会話を呆然と見詰めながら、楓はある事に気付いた。


「…これは、過去か?」


「あぁ、そうだ。私とお前に共通する記憶だ。」


不意に後ろから声が聞こえて、振り向くとよく見知った現在のテラが立っていた。
楓はすぐ様テラに駆け寄る。その姿にテラは薄く微笑み説明しはじめた。


「言葉で説明するより、実際に見て貰った方が早いからな。さぁ、知ると良い。私が何をしたかを!!」


そのテラの声に反応して、周りの景色が目まぐるしく変わる。
次の瞬間、何処か大きなホールの様な場所に場面が変わった。
そこには、対峙するテラとエスメラルダがいた。一際高い所にいるエスメラルダが地面にいるテラを見下ろしている。


『目を覚ませ!!エスメラルダ!』

叫ぶテラに冷ややかに笑うエスメラルダ。


『もう…あなたの知っているエスメラルダはいないわ。私はこの世界を壊す…。』


『何を言ってるんだ!!』

『もう話は終いよ。…さようなら。』

エスメラルダが剣を構えテラに斬りかかる。それを防ぐテラだが防御に回るだけで、一向に攻撃をしようとしない。
そんなテラに焦れたのか、彼女はテラの後ろに回り耳に囁いた。


(フフッ。あなたを殺す前にあの子達を殺そうかしら?)

後ろの蒼白いカプセルの中に入っている子供二人を見て笑うエスメラルダ。
一旦、剣を退くとそちらに向けて跳躍した。
その瞬間、テラの中で何かが切れる。


『やめろぉぉぉ!!』


雄叫びをあげテラは、一瞬にしてエスメラルダの前に立ち塞がると剣を振り上げた。




―‐ザンッ





床にエスメラルダの赤い血が飛び散る。



地に落ちるエスメラルダの体。その体から血がどんどん流れ出す。
テラは剣を投げ捨てると、彼女の元へ走り寄った。


『………テ…ラ。』


『すまない…すまない。エスメラルダ。』


『フフッ。あなたの泣き顔初めて見たわ。』


彼女はテラの頬に手を滑らせる。自分でも気付かない内にテラは泣いていた。


『ねぇ、テラ。私をあそこまで連れて行って?』


呼吸を荒く吐きながら彼女が指差すのは、最初にいた高い台座。


『…しかし!!』

『お願い。今しか出来ないの…。』

テラは、彼女の懇願を渋々受け入れた。
彼女を横抱きに抱え階段を登ると、台座の上にそっと降ろした。その瞬間、その場所が光輝く。


『我、盟約の元此処に来たり。総ての災いを我が身に!引き換えに、この世界を元に戻す事を願う…』


光が辺り一面に広がって行く。


『テラ…』


エスメラルダがテラに何かを伝えようと口を開いた。


『 』


その言葉はテラに届かず、光が輝きを増し全てを飲み込んだ。


辺りが真っ白な空間に、楓は佇んでいた。その傍らには、現在を生きるテラ。


「あの後、日本に原爆が落とされ戦争は一応の終結を迎えた…。私が彼女に瀕死の傷を負わせた為、彼女の力が半分以上失われたんだ。」


「…テラ。」


「だから、私は責められて然るべきなんだ。」


自嘲気味な笑みを楓に向けると、何か言いたげな楓から目を背けた。
゛さぁ、帰ろう。"と後ろを向いたまま歩き出す。
そんなテラを追いかけようと楓が走り出した。



―‐ずぷっ


楓の踏み出した足が地面に飲み込まれた。必死に抜け出そうともがくが、どんどん沈んで行く。


「テラっ!助けて…!」


その声に反応して男は振り返り、走った。


「楓っ…!!」


テラが楓の手を掴もうとしたが、一瞬遅く楓は飲み込まれてしまう。


「楓ーーーっ!!」


真っ白な空間にテラの叫び声が響いた。
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