連日連夜に及ぶ、STAP細胞に関する報道だが、
まあ好き勝手な報道が続いていることだ。
科学関連のジャ-ナリストがお目見えしては、
自論を展開して行く様子が流される。
これ自体は悪くなくとも、所詮は憶測に過ぎない。
どこの新聞社の編集者かは知らないが、
彼等の誰一人としても科学者ではない。
あまり部外者ばかりが想像だけで話しを進めると、
日本の科学そのものが相手にされなくなるだろう。
そもそも、一連のSTAP細胞に関する問題は、
マスコミが大々的に報道したことに端を発している。
発見者が若い女だったからと、一も二も無く飛び付いた。
マスコミの軽薄な体質が招いた事故である。
研究に携わった発見者に同情はしなくても、
疑義に対する扱いそのものがおかしい。
理研は、世論からの攻撃を避けるように、
一人を血祭りにあげればことはすむのだ。
さて、身内すら守れないような組織に、
今後どんな発展が期待できるのだろうか?
現段階で、仮にSTAP細胞が存在しなくとも、
その可能性を示唆し、追及することが科学である。
過去にも、多くの学者が同じようなプロセスを経て、
時には認知され、または非難を浴びて埋もれて行った。
論文の是非ばかりを云々しているが、
もっと肝心なことがその背景にある。
今なすべきは、当該の細胞を作ることであり、
馬鹿な解説者に時間を費やすことではない。
テレビ番組では、三流芸人が言いたい放題の様子だが、
はたして奴等に科学の何が分かるというのだろうか?
餅は餅屋に任せておけばいいことなのに、
余りに芸人の口が過ぎるようで腹立たしい。
寄って集って非を暴き、後には何も残らない。
ハイエナ、ハゲタカの所業とも言えるのが、
今の日本の世論のあり方ではなかろうか?
ウソから生まれた真があるとするならば、
それは時間が証明することになるだろう。
誰に頼るでなし、STAP細胞を作ればいいのだ。
それとも、日本の学者は他者を非難するばかりで、
自身では何も研究開発できない盆暗ばかりかな?
