学校が嫌いだった。

いや、大嫌いだった。


集団生活に馴染めなくて、

周りの人とも馴染めなくて、

気の合う友達が数人いたのがせめてもの救い。


小4の時、友人が何気なく言った言葉

「学校にいる時間って7時間だね。」

それを聞いて私は

(こんな嫌なところに7時間もいるのか!!)

と驚愕した。

その次の日から3日間学校を休んだ。


中学生の頃、

担任と進路について話し合う機会があった。

その頃の私は

今よりかなり楽観的だった私は

「フリーター」という言葉を知って、

時間に縛られず、職を転々とするのって

気楽でいいな、と割と本気で思っていた。

(今、あの時の自分にアドバイスするならもっと

いろんな本を読めと言いたい。世の中を知ってほしい。)


大人になって働く=学校より長く嫌な時間が増える

と感じていたので、

希望を見出したような気分で

担任の先生に

「将来はフリーターになります。」

と言った。

先生はもちろん、困った顔をして

フリーターとは何か、どういう働き方なのかを説明してくれた気がする。


今、非正規雇用で働いている。

実際にはアルバイトとして契約しているわけではなく

一応、派遣社員や契約社員として

フルタイムで働いているのでフリーターの定義とはもしかしたら違うのかもしれないけれど。


振り返ってみたら

私は中学の時の夢を叶えているのだ。


でも今の働き方に満足しているか?

と問われたらしていない。


夢を叶えるなら今度はもっとワクワクと

本当に願っている未来を叶えていこうと決めた。