女子日本リーグ【リーグ戦総評②】 | ソフトボールを100倍楽しむ方法

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女子日本リーグのリーグ戦総評の続きです!

 

*前回の記事はこちら⏬

 

 

今日から女子日本リーグの決勝トーナメントが始まりました!

 

今日と明日で、今年の日本一が決まります😁

 

常勝軍団、BICカメラ高崎の3連覇となるのか

 

それともトヨタ自動車、日立サンディーバなど対抗馬が食い止めるのか

 

結果が楽しみです!

 

 

 

 

今回は『8~6位』までの総評です🥎

 

 

 

8位 戸田中央総合病院 メディックス

 

成績:9勝13敗

 

【総評】

チームの半分以上(18人中10人)が入れ替わって迎えた今年のシーズン。チームの大きな変革期ということを考慮すると、来年に大きな期待を持てるシーズンだった。前年より2位順位を上げただけ上々の成果だろう。またチームの不動のエースであるジョーダン・テーラー選手はリーグ最多の108 1/3回を投きり、119奪三振、防御率2.02とさすがの安定感。打撃では移籍組の數原選手、堤選手が3割を達成。特に數原選手は出塁率.542とリーグ唯一の5割越えと、選手個人の成績も素晴らしかった。

 

【来年の展望】

課題は『次世代のエースの育成』だろう。エースのテーラー投手が連投続きになった時に1試合任せられる投手が出てくれば、上位進出も夢ではない。

 

 

 

 

 

7位 太陽誘電 ソルフィーユ

 

成績:12勝10敗

 

【総評】

今年はチームとしての底力が見えたシーズンだった。投打の柱である『二刀流』藤田倭選手が移籍。その初年度のシーズンで昨年のチーム順位をほぼ下げずに乗り越えたのは素晴らしい。ピッチャーでは寺田投手と曽根投手が防御率1、2点台とシーズン通して安定したピッチングをしたことが収穫。特にそのピッチャー陣を支えた堅い守備。チーム総失策数5つと守備力の高さが目立った。打撃では中溝選手なしでは語れない。今年キャプテンとして1年目のシーズンで打率3割、そして本塁打8本と初の本塁打王を獲得し結果でチームを引っ張った。

 

【来年の展望】

来年も中位チームに入り込むことはできると予想。それだけのチーム力を今年は見せつけた。しかし、上位進出を狙うなら『大事な試合で勝てるエース』を育成するか移籍組で獲得を狙うか必要になる。寺田投手、曽根投手共にいいピッチングを見せたが、両ピッチャー共に『打たせてとる投球』を主戦法とする。やはり、奪三振を取れる絶対的なエースがいないと上位進出は厳しいだろう。

 

 

 

 

6位 デンソー ブライトペガサス

 

成績:12勝10敗

 

【総評】

昨年は7年ぶりに決勝トーナメント出場し、今シーズンは山田恵里選手など日本代表クラス3人が加入。再度決勝トーナメント出場を狙ったが惜しくも6位。チームとしては悔しい結果となった。エースのカーリー・フーバー選手は変わらずの安定感。防御率1.96、96 1/3回を投げて107奪三振と結果を残した。また移籍組の山田恵里選手は首位打者(.361)、洲鎌選手は打率4位(.339)、打点2位(18打点)と期待通りの活躍を見せた。

 

【来年の展望】

今年は上位陣との一騎討ちで負け越す試合が多く見られた。やはり、第二のピッチャーの力不足感が否めない。試合を作れるピッチャーがもう一人いると決勝トーナメント常連チームとなるだろう。

 

 

 

 

とうとうソフトボールも最終シーズンに差し掛かりました!

 

来週は全日本女子インカレも始まります!

 

最後まで、寒さに負けず、熱くソフトボールを楽しみましょう😌

 

次回もお楽しみに。