いつもの道で、

懐かしい曲。



一瞬で戻る、巡る廻る走馬灯。

覗き込めば、まるでブラックホールのよう。



そんな、あたしは現実主義のはず。

今を生きてたい性でしょう?





目的地に向かう電車で居眠りをすれば、

オレンジに黒く伸びる、偶像たちのはしゃぎ声。



「そろそろ潮時かな」



そんな言葉がドアを叩き始めるきっかけは、

こんな唄を聴いてしまったから。




そうやって寄り掛かる先を見つけようとするのは、

甘えからくるモノと知っている。





だからといって、今この時。




慌ててチャンネルを変える必要など、

一切ない、と、言い切れる。