爆走旅4日目、最終日。

明日の仕事を考え、

午前中のフライトで

長崎よ!バイバイです。

色々な出来事があった旅道中。


その1「やっぱり触りたい?」

雲仙地獄を巡ると…。

「なぁー、何度ぐらいやろ?」

キリシタン死刑で使ったらしい

「雲仙地獄」

無理やって、触るのは!


人の軒先にあった鹿威し風。

お湯を流してる?

「これ?温泉かなぁ?」

勝手に触ると「ギャー!冷たい!」

抗がん剤副作用で冷たいモノ駄目でも

やってみる。

井戸水かぁ。残念やぁ。


湯の花?小川…温泉?

有難い妹、恐る恐る触る…。

「温泉と違うわ」と言って、

とりあえず匂いを嗅ぐ。


何でも「触る、嗅ぐ、聞く」

カラダを張って確かめる。


その2「おーい!何時に開く?」

たくさん歩いて、お腹ペコペコ…。

新中華街に到着。

「どこも閉まってるやん!」

「別に中華料理でなくて、ええわ!」

お腹が空くと悪態をつく。


その3「どんだけ?おばちゃん!」

保安検査で前に並んだおばちゃん。

飲みかけのコーヒーボトルに

ポッケから1円玉がジャラジャラ。

服をめくって、腹にポシェット?

有難い妹と私の心の声…。

「さっさとカゴに入れろ!」

イライラ通り越して、

笑いの神が舞い降りる。


その4「匂いを確認します!」

またもや、保安検査。

空港で買ったメロンプラペチーノ。

紙バッグに入れてもらい、

検査を通過する時。

キレイな検査女子が笑わず言う、

「匂いを嗅いで良いですか?」

ふふっ、どうぞ!

ここで質問する「いつも嗅ぐの?」

キレイな検査女子が答える

「飲んでもらうコトもあります」

へぇー!


その5「期待以上!スカイマーク

有難い妹との合流は神戸空港。

乗り継ぎもスカイマークも初めて。


帰りの長崎空港チェックイン後、

スカイマーク係員に呼び止められる。

「何かお手伝いするコトありますか?」

カバンに付いたヘルプマークを見て

声をかけてくれた。

特にお願いするコトは無いけど、

心遣いが嬉しかった。


機体に入った♥は飾りじゃない!

私の♥を矢が貫く!



亡きお母さんのお父さんの故郷。

爆走でまわった長崎。

想像とは違って、

のどかで、温和で、静か…。

特に人が、とても優しい。


遅いチェックインにも関わらず、

色々と気を使ってくれるホテルマン。


部屋から持参必須のタオルを忘れ、

特別にタオルを用意してくれた

温泉清掃のおばちゃん。


居酒屋でオーダーした浜焼き。

鈍臭い私たちに寄り添い、

蟹味噌、ホタテ、海老など、

丁寧に焼いてくれたおねぇさん。


みんな笑顔で優しい。


そういえば入院時の担当看護師さん、

長崎出身でいつも笑顔。


味覚障害とお腹ゴロゴロで、

堪能できない食事。

食べれなかった、

ちゃんぽん、トルコライス、茶碗蒸し…。

うーん、残念です。


有難い妹とは神戸空港で解散!

次はどこ行く?

元気で動けるうちに…。

にっこり