すい臓がん治療と仕事。

がん治療をしながら、
仕事に復帰する人は多い。
以前のカラダとは違うと感じながら、
少しづつ頑張りたいと願う。

亡き友だちも同じだった。

がん治療で知り合った
友だち勇者たちは、
どの方も仕事をバリバリこなし、
重要なポジションの方が多い。
きっとストレスも多かったはず。

友だちが亡くなってから、
私の価値観は大きく変わった。

長く生きるコトが出来ないと
仮定した場合。
優先順位と要らないモノの切り捨て。

優先順位で考えると、
すい臓がん治療を優先しながら、
仕事をこなすコト。
守りたい人と仕事を繋げたい人が、
今の私には重要だから。

それから、
がん治療で知り合った友だち。
情報共有しながら、
心の支えになる。
何より気持ちを分かってくれる。

要らないモノは
面倒な人付き合いとお節介。

仕事を完成復帰すると、
「お腹が…」心配になる。
移動でフラフラ。
ウィッグが気になり、
指摘されないか?心配になる。
いちいち、
抗がん剤で脱毛の話、
プライベートな病気情報を話す必要無し。
無神経に聞くヒトもいるけど、
完全無視だな。
最近は覚えるのが苦手になり、
思い出すのも一苦労。
帰宅して、そのままソファで居眠り。
目覚め時は夜か?朝方か?
分からなくて困惑。

すい臓がんで怯える生活だけでなく、
楽しいコト、
没頭できるコト、
充実できるコト。
今、出来るコトを楽しみながら、
過ごせれば幸い…

自分に言い聞かせている。
🤔