憂鬱な3月が終わる。
今年になってからの3ヶ月。
振り返ってみると、
一番泣いた時があった。
 
1月、習い事の日。
ずっと続けてきたバレエ。
手足の痺れ、
タリージェによる目眩。
脱毛・短髪でシニヨン出来ない髪。
入退院で弱った足の筋肉に、
ヨロヨロになった体幹。
普通なら辞めるところだろうけど…。
 
すい臓がんでバレエをしている方の
ブログを偶然に読んだ。
亡くなる一ヶ月前に発表会に出て、
海賊のグランパドドゥを踊ってた。
ただただ、ビックリ。
そして勇気付けられて、
私も発表会に出てみよう!
しかし
治療内容で出れないかもしれない。
 
先生には子宮頸がん治療から
詳しく話して無かったから、
今の状態を話すところから始まった。
「先生、すい臓がん治療で…」
「今年の発表会は出てみたいです」
「来年はもう出れないかもしれない…」
ここで涙が溢れて、
来年は生きてる?…と頭をよぎった。
肩を擦られたら嗚咽になった。
今年、一番泣いた時になった。
 
確か子宮頸がん退院後、
先生に報告に行った時も、
ドン引き泣きしたなぁー。
 
それからも週一回レッスンに通ってる。
2時間超のレッスンが終わると
足の痺れがマシになる。
もうトウシューズは履けない。
無理しない。
先生とのお約束。
誕生日プレゼント嬉しかった。
先生、いつも有難うです。
 
ニコニコ飛び出すハート