この放射線を膣内照射するラルス(RALS)。一般的な放射線外照射と違って、子宮や膣に専用の器具(アプリケーター)を挿入し、カラダの中から放射線を照射するため、効率良く、がんに照射できる。
入院して、直ぐに放射線治療が始まる。計画されているスケジュール表を渡され、私は放射線治療の時は、この表を持って、チェックマークを付けてもらい「後、いくつ…」と数えてた。
放射線終盤に「RALS」とスケジュールに記載され、合計2回。
ラルス(RALS)予定が近くなると、治療方法など、ラルス照射室では好きな音楽を選べる説明もあった。
説明の最後に
「ラルス室を見学しますか?」と聞かれたが、「見たところで…」もちろん、お断りした。
ラルス前日の夕方、「ラミナリア」があり、次の朝、いよいよ1回目のラルスがあった。
(ラミナリアについては、ゴネても無理、生きたいですよね。に記載)
検査着に着替え、「問診票」「鎮痛剤使用の有無」などを持ち、ラルス室へ。
思った以上にラルス室は広い。
照射台に乗って、脚を固定。心電図、SPO2、血圧計などを付け、尿道口にカテーテルを入れ、酸素マスクは覚えてない。
また、寒く無いように、布でカラダを覆ってくれた。
鎮痛剤を入れたら、ウトウト。麻酔とは違うから、薄いが意識がある。
9:00に始まり、10:30頃
情報提供と相談相手になってくれる放射線科先生が、
「大丈夫?」と声をかけてくれた。
「今から照射詳細を決めるのに、1時間ぐらい、かかります。」
「鎮痛剤、追加しますか?」と聞いたので、お願いした。
照射時間は20分?ぐらい。
後は器具を取れば終わり。
この器具を取る時には意識がハッキリ。
「先生、痛い……」か細く言っても、聞こえない😭
終了時間、12時過ぎ。
車椅子で病室に戻り、2時間安静。
1回目が終わった時は
「らみらみにゃ (話す時は正確に言えてない) の方が痛い」
「来週、2回目やったら終わり」と思ってたら……。
情報提供と相談相手になってくれる放射線科先生が、
「話が食い違うと思ったら、スケジュール表のミスでラルスは3回です。」
「2回目、3回目は針を子宮頚がんに刺して、照射します。」
私「完治するなら、針、何本でも刺してください。」
3回目ラルス予定の時は、抗がん剤は終わり、残すはラルス1回のみ。
「3回目、外来でやります。」
早く退院したいばかりに、
「おーー、ラルス、外来でやるかぁ。」と意気込んだが、内心は「大丈夫かぁ?私……」と心配になった。
恐怖で、噂の的だった、ラルス。
私はずっと「バルス」と呼んでいた。
滅びの呪文「バルス」
言葉の響きだけでなく、「子宮頚がん、滅んでくれぇー」と思いが強かったのかなぁ。
